- 発達障害やADHDがある子供はいじめられることが多いですか?
- いじめに対してどう立ち向かうことができますか?
- 発達障害があっても自信を持つ方法はありますか?
学校でひどくいじめられてきた17歳のジョー・ダルダンは今では過去のことは忘れ、想像もしなかったようなことを成し遂げています。
しかし、自閉症、ADHDと発達障害をかかえるジョーは、自信と野心に満ち溢れた今の姿にたどり着くまで数年間、荒れた日々を過ごしてきました。
発達障害のためにジョーは学校で友だちを作るのに苦労し、学校生活に困難を感じていました。
ジョーさんはこう言います。
「ずっと、厳しい時間でした。
学校は私にはつらい場所でした。
まわりの生徒たちは弱いものをいじめました。
学校では、私はうまくやっていくことができませんでした」
殴られたり蹴られたり、あるときには30人もの生徒に囲まれたこともあったといいます。
「私はただ突っ立って、殴られるだけでした」
自分の無力さを痛感したジョーは自分を守り、自信をつけるための方法を探しました。
3年前から、ボクシングを習い始めました。
そして、ジョーは自信もついて、ボクシングで友だちもできました。
「規律を学び、友だちが作れる最高のスポーツです」
父親のミックもジョーは生まれ変わったと言います。
そして、ジョーはいじめられることもなくなりました。
「ボクシングをするようになってから、私をからかってくる者がいなくなりました」
ジョーは音楽も大好きです。
6歳の頃からギターを弾いています。
音楽がいつも安らぎを与えてくれました。
ずっと音楽が大好きでした。そして現在は大学で音楽を学んでいます。
ジョーは発達障害であることが音楽に役に立っているといいます。
「発達障害のために気分に浮き沈みがあり、イライラすることもあります。
しかし、発達障害のためにすごく夢中になることができます。
それがギターを弾くことに役に立っていると思います」
12弦と6弦のアコースティックギター、スパニッシュギター、バンジョーで演奏できるだけでなく、歌うことも大好きです。
(出典・画像:英Teesside Live)
ボクシング、そして音楽があって、いじめを乗り越え立派な自分を取り戻されました。
いじめられた人は一生、影響を受けたりします。
いじめられる理由がもしあったとしても、いじめて良いことには決してなりません。
いじめは絶対に許せません。
(チャーリー)