- 1. 発達障害の人が安心して利用できる理髪店がありますか?
- 2. 理髪店での感覚過敏対策はどのようにされていますか?
- 3. 発達障害の子どもが利用しやすい理髪店を見つけるにはどうしたらよいですか?
この理髪店は、発達障害の人たちによりフレンドリーな環境を提供しようとしています。
「ニュースタイル・ヘアスタジオ」へ入ると、まったく人の話す声が聞こえません。
理髪店だとは思えないかも知れません。
それは、感覚過敏をかかえる発達障害の人も安心して利用できるように配慮されているためです。
「私は理髪店にある問題を知り、その問題を解決したいと思っていました 。
発達障害の人へ配慮できるようにしたかったのです。
また、それを業界全体に伝えたかったのです」
そう、この理髪店のオーナーのエディー・リベラは言います。
利用できる理髪店を探すのに苦労していたお客さんたちが、この理髪店のオープンをとても喜んでくれたといいます。
「発達障害の子ども、そして親も両方が快適に感じられるようにすることが重要だと考えています。
私たちは時間をかけてサービスを提供します。
ここにわざわざ来た価値があることを親にも見てもらいたいと思っています」
快適にする。
それは、理容師にとっての優先事項です。
ここで働く理髪師のスティーブン・チャパロはこう言います。
「私たちは、誰にでもここを利用してほしいと願っています。
そして、幸せな気分で帰ってもらいたいのです。
そのために必要なトレーニングが多くなっても、かまいません」
理髪師のジェームズ・バードはこう言います。
「私の息子も発達障害です。
まずバリカンについて教えて、バリカンを持つ機会を与えることから始めました。
この店が発達障害の子どもたちに優しいことは素晴らしいことだと思います。
誰もが利用できるお店に進化してきました”
ターニャ・イアコーノは12歳の息子、ライランの髪を切ることができる忍耐力と理解力を持った理容師を見つけるのに、いつも苦労していたと言います。
「私は自閉症の子の親です。
何年も前から、息子の散髪に苦労していましたが、このお店は想像もしていなかったほど素晴らしいです」
店内には、発達障害の子たちが安心して店で過ごせるようにおもちゃなども用意されています。
また、子どもたちが安心して入店できるように理容師が子どもたちに声をかけてくれます。
(出典・画像:米NBC CT)
うちの子も理髪店に行ったのは、生まれてから2回だけです。
それからずっと、ママ理髪店です。
「発達障害の子もまずは来てみてください」
そんなふうに思ってくれるお店なら、WebやSNSでそう伝えてもらえれば助かる親子は多いはずです。
発達障害の人の治療ができるように歯科医に知識を教える取り組み
(チャーリー)