- 発達障害を持つ子供でもスポーツに挑戦することは可能ですか?
- エネルギーの発散が他の活動にどう役立つか?
- 発達障害の子供が特定の活動を通じて他の面でも集中力が向上することはありますか?
発達障害と診断された少年は、ボクサーになるという夢を実現するために挑戦を続けています。
10歳のジョージ・ストリートジュニアにとって、ボクシングは人生の原動力です。
「僕は3歳のときからボクシングを始めました。
ボクシングのために生まれたような気がする」
2歳のとき、ジョージは家中を走り回り、すべてのものを殴りました。
「ボクシングでは殴ることは悪いことではありません。
そして、もっと楽しいはずです」
そう父親は言います。
3歳のとき、父親は発達障害の子たちも通うことができるボクシングジムを見つけました。
ジョージはこう言います。
「他の人は楽しいかわからないけれど、僕はとても楽しい。
トレーニングが大好き」
発達障害である自閉症とADHDと診断されているジョージは、挑戦こそが成功につながると考えています。
「息子はボクシングの練習にエネルギーを費やします。
そのために、他のことには集中できるようになりました。
今では、きちんと座って宿題をすることもできます」
父親はそう言います。
ジョージは午前9時におきて、10時間の練習を行っています。
ジョージには目標があります。
「僕の目標は、世界で最高のボクサーになることです」
決意と努力で実現に向けて進んでいます。
年内に初めてのボクシングの試合を経験する予定です。
(出典・画像:米Fox13)
サンドバッグに夢中になれば、たしかに余分なエネルギーはなくなりそうです。
エネルギーを発散させる機会をもつことで、その他のときには落ち着ける。
ボクシングに限らず、そうした機会をもつのは重要ですね。
(チャーリー)