- 自閉症とはどのような特徴があるのか?
- 自閉症を理解させる方法は?
- 自閉症をどのように定義すれば良いか?
子どもに発達障害の自閉症を説明しなければならないとしたら、どう言いますか?
どうやって理解させますか?
その言葉をどのように定義しますか?
自閉症の人は社会的な交流が困難で、特定のことに強い興味をもち、反復的な行動を示すなどの特徴があります。
相手のことを理解することも簡単ではありません。
そして、自分がどうしてそうなのかを完全に理解することもできないと思います。
私は23歳になってから自閉症と診断されました。
もっと早く知っていればよかったと思っています。
どうしてイライラしてしまうのか、なぜ友だちを作れないのか、その理由をよりよく理解できたはずだからです。
もっと前に知っていれば、もっといい対処法を教えてもらえたかもしれません。
学校ではずっとそうでした。
私が何か違っているのは感じていました。しかしその理由はわかりませんでした。
先生は私の頭を混乱させるようなことを言っていました。
私は毎日出席して勉強をしましたが、テストは苦手でした。
答えはわかるのに、体が固まってしまうからです。
運転免許を取得するのに、8年かかりました。
15回試験を受けました。
高校のときには先生たちは私のことを誤解していたと思います。
授業をわかりやすくしてくれる先生もいましたが、私はすぐに理解はできるのです。
映画や演劇のような創造性に関わる科目であれば、自分と同じように創造性を持った人たちと一緒に協力して何か誇りに思うものを作ることができました。
そのときは、自分の居場所があるように感じました。
数学は、私にとって難しい科目でした。割り算と掛け算の記号が頭の中で混乱しました。
私は数字が好きになりましたが、最初は記号を区別することが簡単ではありませんでした。
数学の試験に2度失敗した後、私はよりレベルを下げた数学のクラスに入れられました。
授業では電卓を使うことを許されました。
しばらくして理解できるようになってくると、だんだん簡単になってきて、計算も早くできるようになってきました。
そして、好きな授業の一つになりました。
小学4年生くらいまでは言語療法にも通っていました。
週に一度、学校を離れて、特定の音や文字の言い方を習っていました。
今でも、私は言葉を話すのが苦手です。
言葉をつぶやいたり、話をするときに早口になったり、忘れないうちに言いたいことがあったり。
事前にメモして置いたり、声に出す前に頭の中でリハーサルをしておくと、はっきりと言うことができます。
しかし、脳が口から何かを言うのに数秒かかってしまうこともあります。
私は学校が大好きでした。
勉強するのが大好きでした。
今でもいろいろなことを学ぶのが大好きです。
私はいつも自分の脳をスポンジのように思っていました。情報を吸収して保存していました。
さまざまな事柄についての情報が多すぎて、時には全てを吸収するのが難しいこともあります。
たくさんのアイデアがあっても、時間がありません。
私の頭の中は、他の人があまり気にしないような情報でいっぱいです。
あまりにも多くの情報を知っていると、楽しんでもらえることもありますが、それが私の会話の仕方なのです。
聞いてくれている人には誰にでも話しかけます。
話を聞いてもらえていないような気がすると、同じことを繰り返してしまう癖があります。
誰かが反応してくれるまで同じことを繰り返し言ってしまいます。
私は高校を卒業することができました。
しかし、あの頃に自分の自閉症のことを知っていればよかったと思うことがあります。
卒業後のことについて考えることができたと思います。
私が感じていたことに理由はあったのです。
(出典:米The MIGHTY)(画像:Unsplash)
過去に戻ることはできません。
どんなにそう思っても、今、これからに集中しましょう。
(チャーリー)