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発達障害の子や大人のためにZoomで継続される療育テニス

time 2020/05/08

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

発達障害の子や大人のためにZoomで継続される療育テニス
  • 自閉症や発達障害を持つ人が、家でテニスを楽しむことは可能なのか?
  • オンラインで療育テニス教室を受けるメリットは何か?
  • 家族や兄弟が参加することで、療育テニスの効果にどのような影響があるのか?

「家族の一週間の中で、テニスの時間は欠かすことができません」
ラブ・サービング・オーティズムを創設したリサ・パグリーズは毎日お決まりで行うことの重要性を認識して、テニスを教えてきました。
多くの他の組織と同じように、新型コロナウィルス感染拡大防止のため米疾病管理予防せインターのガイダンスに従い、3月中旬からテニス教室の実施を控えています。
「参加する人たちの安全と幸せのためにはそれが最善です」
ラブ・サービング・オーティズム(LSA)は、米フロリダにある自閉症スペクトラム障害など発達障害をかかえる子どもと大人のためにテニスを教え、療育を行っている非営利団体です。
米デューク大学と米フロリダ大学でテニスに親しんできた音声言語病理学者のリサが、テニスへの愛情と言語療法の経験を組み合わせて2016年から活動をはじめました。
「これまで私は自分が教える以上に、教えられました。
忍耐力、無条件の愛、そして私に人生の目的を与えてくれました」
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ソーシャル・ディスタンスのために家にいることが求められている現在、リサは家のリビングルームでこの療育テニスを受けることができるようにしたいと考えました。
「参加者が療育テニスへの参加を続けられる方法を考えました。
バーチャルでテニスを教えることで、現在の家庭での生活の中にも決まって行うことを加えます」
LSAで通常行っていることを仮想学習で実現することには検討が必要でした。
電話会議ソフトウェアZoomを利用することにしました。
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もう一つ必要になったことは、LSAに参加してるほとんどの人が自宅にはテニスラケットとボールがなかったため、それに対応することでした。
「バーチャルクラスでは、テニスラケットの代わりにちりとりや木製のスプーンを使用してもかまいません。
風船や袋、バルーン、小さなボールがテニスボールの代わりにもなっています」
リサはこれらの仮想トレーニングを実現するための最初の最大の課題は、家族にまず試してもらうことだったといいます。
このオンラインクラスはLSAの通常の、テニスコートで教えるものとは違いますが、参加することができる在宅バージョンといえるでしょう。
「オンラインの療育テニス教室では、挨拶から、ウォームアップエクササイズ、ストレッチング、ハンドアイスキル、グループでの応援も行います。
参加している人たちは、参加できることにとても興奮しています。
ここでテニスの先生や友だちにも会えるからです」
オンライン療育テニス教室の目標は、健康と運動を促進しながら、構造化された社会的およびレクリエーション活動に参加してもらうことで喜びと幸せも感じてもらうことです。
毎週のセッションで、運動だけでなくテニス仲間とのつながりを維持できることを参加している人たちは喜んでいます。
「自閉症や発達障害のある子どもや大人は、この仮想クラスで再びスポーツとつながり、健康を向上させる本質的なフィットネス活動を行うことができます。
全体的な運動能力、細かい運動能力、コミュニケーション能力の療育になっています」
オンライン療育テニス教室の開始から1週間で、35人がオンラインクラスに参加登録しました。
現在は毎回45人程度が参加していて、米国プロテニス協会に属するプロテニスプレーヤーも療育テニスの詳細を学ぶために参加しています。
このオンラインの取り組みはとても好評です。
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「セッション中は参加している人たちは楽しんで活気に満ちています。
それは、家族やきょうだいも一緒に参加できるようにもしているからでしょう。
きょうだいたちが参加している姿を見るのは私も大好きです。
きょうだいには、成長を促す力があると思うからです」
そうリサは言います。
リサは他のテニスの専門家などにも、このZoomによるやりかたを試してみるようにすすめています。
「私たちは今、スポーツを行うことが難しい状況にあります。
なので、テニスを愛する人たちがこの仮想テニスを気に入ってくれていることをうれしく思います。
これはテニスコートに戻れるまでに、敏捷性、フットワーク、持久力を維持できる素晴らしい方法だと思います」
(出典・画像:米USTA FROLIDA
テレビ会議システムを利用して、日本でも休止せずに、こうして今の間も継続するとりくみが増えてほしいです。
Zoomに限らず、LINEでも何でもスマホやPCで利用できるものがたくさんあります。
インタラクティブを求めず、YouTubeへの動画投稿でも良いでしょう。
利用できない方もいらっしゃるとは思います。
しかしこれだけスマホやPCが普及しているのですから、利用できない方にあわせて一律に行わないのではなく、基本行うことを考えて頂きたいと思います。そのうえで利用できない方が利用できるようにすることを考えるべきかと。
発達障害の少女の学習が進み社会的にも進歩した公立ネット学校

(チャーリー)


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