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発達障害の少年は得意な写真撮影で病気の研究に寄付をする

time 2020/05/05

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の少年は得意な写真撮影で病気の研究に寄付をする
  • 写真を撮ることに夢中になるきっかけは何だったのか?
  • 写真を撮ることで大きな目標を持つようになった理由は?
  • 自閉症スペクトラム障害の影響は今も感じているのか?

クリストファー・ブラセウィッツは写真を撮ることに夢中です。そして大きな目標ももっています。
「風景、動物、ペットの写真を撮るのが大好きです。
落ち着いて取り組むことができます。楽しいです」
クリストファーは発達障害の自閉症スペクトラム障害です。
クリストファーはたくさんの人がいるような場所に行くとパニックになってしまうことが多くありました。
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クリストファーの両親が数年前にカメラをプレゼントしてからは、写真を撮ることに夢中になってそうした場所でもうまく過ごせるようになりました。
「ほんとうにうまくいったんです。
他の人と一緒になって、スマホやカメラで写真を撮れるようにもなったこともおどろきでした」
クリストファーは撮った写真でグリーティングカードを作り、まわりの人たちへ販売をしはじめました。
「僕のことを愛してくれていて、もっと買いたいと思ってくれています」
そうクリストファーは言います。
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販売を始めた頃、クリストファーの父親は肺線維症と診断をされました。
酸素を吸うことが困難になりました。
そして4年後に亡くなりました。
それからはクリストファーはグリーティングカードの売上のすべてを、肺線維症の治療研究に使ってほしいと米ミネソタ大学に寄付しています。
「今、治療法がありません。
それを見つけるのは私にとって、とても重要なことです」
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これまでにクリストファーは約2000ドル(20万円)を寄付しています。
母親のジャネットはこう言います。
「クリストファーが自分の得意なことをいかして、
こうしたことができていることを本当にうれしく思います」
クリストファーはこれからも写真に夢中になりたいと考えています。
「年をとっても死ぬまでずっと、写真を撮り続けたいと思います。
僕は写真を撮ることが大好きです。愛しています」
(出典・画像:米FOX9
今は、遠い遠いところにいますが、きっとお父さんも喜んでいるはずです。
ずっと撮り続けて頂きたいですね。
発達障害の子が早期療育とカメラで人との交流もできるように

(チャーリー)


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