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幼児期のテレビ視聴で自閉症スペクトラムを疑う症状が増加。研究

time 2020/04/24

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

幼児期のテレビ視聴で自閉症スペクトラムを疑う症状が増加。研究
  • 自閉症の症状を軽減するためにテレビ時間を制限することは効果があるのか?
  • 幼児期にテレビを視聴することと自閉症スペクトラム障害のリスクとの関係はどのようなものか?
  • 子どもと一緒に遊ぶ時間を増やすことが自閉症の兆候を減らす効果があるのか?

新しい研究ではテレビなどを見る時間を制限し、遊ぶ時間を増やすことで、自閉症の症状を見せるリスクを軽減できる可能性があると伝えています。
“JAMA Pediatrics”に掲載された研究によれば、生後12ヶ月までの間にテレビなどを視聴した子どもは2歳になるまでに自閉症スペクトラム障害と疑われる症状を見せることが4パーセント増えていました。
しかし、自閉症スペクトラム障害と診断されるリスクに影響を与えるものではないと付け加えています。
「テレビを見ることが自閉症になると言っているわけではありません」
そう米ドレクセル大学の精神科学教授のデイビッド・バネット博士は言います。
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「実際にはにわとりと卵のような問題があります。
例えばアイコンタクトをしないなどの自閉症による症状があるために、親が子どもに積極的に関与しなくなり、一緒に遊ぶ時間が減り、テレビなどを見せる時間が増えるのかもしれません。
あるいは、自閉症の症状としてテレビを見ることを好み、一緒に遊んだりすることを好まないのかもしれません」
米自閉症協会によれば、世界の人口の1パーセントが発達障害である自閉症スペクトラム障害をかかえています。
今回の新しい研究では、バネット博士らの研究チームは全米の子ども2152人のデータの分析と、親などの介護者から、生後12ヶ月の時点、18ヶ月の時点でテレビなどを視聴していたことがあるか、視聴時間はどれくらいか、親が子どもへの本を読み聞かせした時間、一緒に遊ぶ頻度について聞き取りを行いました。
そして、早産、出生時の母親の年齢、子どもの性別、世帯収入、人種や民族、介護者の英語の能力なども分析では考慮されました。
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12ヶ月の時点で、毎日一緒に遊んでいた子どもは、2歳の時点で自閉症スペクトラムを疑わせる症状が9パーセント減少していました。
18ヶ月の時点でのテレビなどを見ることと、自閉症スペクトラム障害を疑わせる症状との間に関係は見られませんでした。
バネット博士はこう言います。
「自閉症の家族がいる幼い子どもの親は、子どもと頻繁に遊んで、テレビなどの視聴時間を制限することをおすすめします。
米国小児学会でも、生後18ヶ月未満の子どもにはビデオチャット以外のテレビ視聴などはさせないことを推奨しています」
(出典:米UPI)(画像:Pixabay
幼児期のテレビなどの視聴と「自閉症を疑わせる症状」との関係についての研究です。
「テレビを見ることが自閉症になると言っているわけではありません」です。
私自身も好きなので、子どもにはテレビですばらしい映画やアニメを見てほしいですし、楽しくゲームもしてほしいです。
しかし、特に幼児期は親子で一緒に遊んだほうが良いでしょうね。
発達障害の息子がゲーム中毒なので全部禁止

(チャーリー)


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