- どのようなサポートが自閉症や発達障害を持つ人々にとって重要なのか?
- 発達障害を持つ人が自分らしく成長するためには何が必要なのか?
- 発達障害を持つ人の可能性や才能を伸ばす方法は何があるのか?
17歳のピアノの才能がある少年、ティムは幼い頃に発達障害の自閉症と診断されました。
これは生涯に渡る生涯で、人との関わりやコミュニケーションに影響を与えます。
ティムは3歳になっても話すことができませんでした。
話始めても、それは理解できるものではありませんでした。
母親のサリーはこう言います。
「息子のティムは感覚の問題を多くかかえていました。
騒音やある特定の音が苦手でした。
そのため、公共の場でパニックを起こしてしまうこともありました。
他の親たちの視線を気にして、外出することが難しく絶望の気持ちになったこともあります」
ティムはたびたび、言うことをきかない悪い子だと思われました。
8歳のときには校長先生から、ティムには何も教えることができないと言われました。
ティム・ワグダーの両親、サリーとエリックは5歳の頃からティムを支えてくれた慈善団体のコールドウェル・チルドレンに感謝をしています。
「彼らの支援のおかげで、私たちは息子のできることに目を向けられるようになり、息子を受け入れられるようになったと思います。
私たちは息子の目を通じて世界を見るように考えました。
息子が学習しやすくなるように、興味をもったことをすすめました」
ティムは最近、ヨーロッパで著名な音楽大学のBIMMインスティテュートに招待されました。
「息子の人生はすばらしく良いものになりました。
友だちがたくさんいる、他の18歳の青年と変わりありません。
そして、才能あるピアニストにもなっています。
これは驚くべきことだと思います。
そして、私と同じ自閉症の子をもつ親に知っておいてほしいことです。
ティムは多くの困難を克服し、大きく成長しました。
私たちが思っていた夢さえも超えてしまいました。
息子は自分の将来に興奮しています。
今では作曲したり、動画編集したり、演技もしています。
自閉症の子どもたちはそれぞれ、一人ひとり異なります。
異なる方法で成長していきます。
息子は話すことができず、人と関わることもできませんでした。
それが人前で歌ったり、楽しませたりしています。
本当に素晴らしいです」
(出典・画像:英Chichester OBSERVER)
ますます、他の人とは違うことが強みになっていくと思います。
勝手に絶望したりせず、楽しく一緒に歩んでいけたらと思います。
多くの人が魅了されている発達障害の少年が見せてくれる世界
(チャーリー)