- 新しいアイデアや製品を考えることは、発達障害を持つ人たちにとってどんな意味があるのか?
- 技術や製品が、発達障害や不安をかかえる人たちの生活やメンタルヘルスにどのように影響を与えるのか?
- 発達障害を持つ人たちが、自分の独自の視点や才能を活かしてどんな貢献ができるのか?
発達障害の男の子が流行の美容ツールから、独創的なアイデアを思いつきました。
ジェムストーン・フェイシャルローラーが、この数年多くの女性に利用されています。
回転する翡翠やローズクオーツがついているものです。
美容愛好家の間では肌から余分な水分や毒素を排出して、肌の循環を促進させ、使っているとその冷たさからリラックスしながら顔の手入れができるといいます。
10歳のマラキ・ミッチェルは母親がこれを使っているところを見て、大好きになりました。
マラキは自分で試してみました。
首や腕にそれを転がすととても落ち着くことができました。
自閉症とADHDをかかえる発達障害のメランチは、いつも不安をかかえてきました。
自分を落ち着かせてくれる、安心させてくれるものを見つけたのです。
「いつでも、どこでもお母さんにそのローラーを持っておいてほしかったのですが、実際には少し大きくてできませんでした」
そうマラキは言います。
マラキはそのローラーをネックレスにして、どこにでも持っていけるようにすることを思いつきました。
「息子のアイデアを聞いて驚きました。
マラキはいじめられてきました。
いじめた子どもたちにはわからないでしょうが、マラキはこんな製品を発明し、特許もとりました。
そして、とても自信がつきました」
ネックレスはマラキがデザインし、100パーセント自然の石で作られていてスキンケア愛好家はいつでもどこでも、ローラーが使えるようになりました。
そして、このローラーネックレスは感覚刺激を求めるマラキのような発達障害の子や大人に、ストレスをかかえる多くの人にも利用されています。
マインドフルネスのツールとしても利用できます。
「僕は発明家になって、クールなガジェットやロボットを作りたいと思っています。
発達障害のためにときどき考えることが難しくなることもあるけど。
お母さんは僕のような人間は必要だといいます。
他の人とは違ったように世界を見ることができるから」
(出典・画像:米NEWS ANYWAY)
素敵なモノをどんどん発明してほしいですね。
人とは違っていると思うことで、存分に自分の可能性を発揮して頂きたいと思います。
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(チャーリー)