- 生活ルーチンの変化に対処する方法は?
- 新しい生活への移行を子どもと楽しむ方法は?
- 子どもの不安にどう対処すればよいか?
「新型コロナウィルス」が私たちの社会に大きな不安を与えています。
現在、多くの子どもたちが数週間も家でずっと過ごしています。
とくに発達障害の子の親であれば、こうしたいつもとは違うスケジュールが子どもだけでなく、自分も不安になることはおかしいことではありません。
発達障害の子どもはこだわりやコミュニケーションの困難、感覚の問題、反復刺激行動などについて特性をもちます。
新型コロナウィルスのためによる、いつもとは異なる生活ルーチンによって子どもは不安になったり、気分が悪くなる場合もあるでしょう。
いつもとは違う状態への移行は、発達障害の子どもたちにとっては困難で恐ろしいことになることもあります。
そして、親のあなたは今それに直面しているかもしれません。
いつもの生活ルーチンからの変化による子どもの困難にはどう対処すればよいでしょうか。
いくつかのアイデアがあります。
1.できるだけ、これまでと同じ生活をおくる
このような状況では、スマホやテレビを見る時間、寝る時間、起きる時間、おやつを食べる時間がいつもとは違ってしまうことになるのは簡単です。
これまでと同じ時間を守るようにすることをおすすめします。
可能であれば、お家でも学校のスケジュールをまねるようにしてください。
iPadやテレビ、パソコンをずっとしてしまうことがないように、時間を制限してください。
1日にそれぞれしていい時間を決めて、視覚的にわかるようにして子どももそして親のあなたも守るようにしてください。
しかしそれでも、いつもとは違う状況のなかで、これまでに親しんだことは必要です。
そうした新しいスケジュールの中でも、それらは維持するようにしてください。
それらまでなくしてしまったら、子どもの困難はさらに大きくなってしまいます。
2.ポジティブでいましょう
いつもとは違う生活への移行の受け入れに子どもたちは苦労しています。
いつもよりも子どもと一緒に過ごす時間を増やし、何か一緒に楽しいことをしてみてください。
親がすぐに、学校の先生や療育の先生になろうとしても、それは難しいでしょう。
そうではなくて、一緒に料理をしたり、ゲームをしたりするのです。
お家で家族一緒に過ごせるこの時間を最大限に活用してください。
3.不安にとらわれすぎないでください
子どもが日常生活の変化や新型コロナウィルスについて不安を感じている場合には、深呼吸をしてください。
ヨガや瞑想、一緒に散歩に出かけましょう。
またテレビのニュースを見ないようにし、感染者数、マスクなどの不足、そうしたことを子どもの前で話すことも避けましょう。
子どもが質問をしてきても、話を広げないでください。
より不安を高める、グラフや数字を見せたりして共有する必要もありません。
子どもの質問に必要な回答は少しで十分です。
人間は習慣の生き物だといっていいでしょう。
私たちの多くはいつもの日常を続けて過ごしてきました。変化を恐れるのはあたりまえです。
健康を守る雰囲気、そして忍耐をもって、しばらくの間すごしましょう。
(出典:米The MIGHTY)(画像:Pixabay)
うちの子たちは、学校が休みで体調もよく、のびのび過ごしています。そしてだらだら。
ずっと家にばかりいるので、天気がいいときには買い物には一緒に連れていったりしています。
これからは散歩にもいこうと思います。
寒さもなくなりよい季節にもなってきてますます、自分の身近な世界と情報として入っていくる世界、悪い見通しとのギャップに、少し混乱する気持ちを感じます。
もちろん、悪い方向でこのギャップがなくなったときに比べたら、全く大したことではありません。
暴風雨に強い恐怖を感じる発達障害の子との時間の過ごしかた
(チャーリー)
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