- 脳性まひを持つ子どもたちが日常の環境で遊ぶことはどんなチャレンジがあるのか?
- レクサスとCPFが開発した自動車はどのような特徴があるのか?
- 車椅子や自転車など、他にどんなオプションがあったり、工夫されたりしているのか?
自動車メーカーのレクサスは米脳性まひ財団(CPF)と提携し、脳性まひの子どもたちに向けたユニークな乗用車を開発したことを発表しました。
脳性まひの子にとって、他の子どもと同じように日常の環境で遊ぶことは、大きなチャレンジの一つになります。
脳性まひの子が他の子どもと同じように遊べることを助けるために、レクサスとCPFが一人の子どもに向けて新しい自動車を開発しました。
紫色のその自動車はその子、フィンリー・スモールウッド専用に作られました。
フィンリーは長く座っていることが簡単ではありません。
そのため、まずシートが変更されました。
腰のまわりを支えるために側面にパッドも追加されています。
調節可能なヘッドレストと5点式ハーネスも付けれらました。
そして、ドアをより大きく、地上高も低くして乗り降りしやすくしました。
脳性まひの子どもの多くはハンドルを常に握っていたり、回す力が十分ではありません。
フットベダルを踏むことも難しくなります。
フィンリーのこの車は、それらのかわりに手でジョイスティックを動かすことで簡単に運転できるようにしてあります。
車は紫色に塗装されています。
フィンリーのお気に入りの色です。
このレクサスの自動車はフィンリーに贈られました。
フィンリーは今この車で楽しく遊んでいます。
(出典:米SLASH GEAR)(画像:米givewith)
外で楽しく遊べるようになる。それは本当に明るい可能性につながる大きな一歩だと思います。
それを助けてくれるなんて素晴らしい取り組みですね。
自転車に乗れないうちの子もこれなら(もっと大きくすれば)乗れそうです。
うちの子のお友だちは、特注の二人乗り、前後にサドルが並んだタンデムの自転車でパパやママと一緒に乗っています。
後ろは2輪になっていて安定し、さらに電動アシスト付き。
試しに私も乗らせてもらいましたが、すごく軽くそして安全な感じで走れました。
親子で乗っている姿もなかなかかっこいいですが、そうした自転車を特注し、それに乗って親子一緒にいろいろ出かけて楽しく過ごされていることが本当にとても素敵です。
発達障害のレーサーはただ一人、車に傷をつけることもなかった
(チャーリー)