- 発達障害を持つ人が友人を作るためにはどんなアプローチが有効ですか?
- 簡単な人間関係のやりとりが大きなサポートになることはありますか?
- 自立に向けたスキルとしてどんな活動が役立つのでしょうか?
15歳のタージ・ウッズは発達障害をかかえています。
将来の自立にむけたスキルを身につけるために、新しい人に会って一緒にランチを食べて友情を作っています。
アレックス・ハセンタブはタージが再び、初めての人とランチをとることができるようにセッティングしました。
アレックスたちはどんなに小さな親切でも、それが大きな結果につながることを知っています。
そして、タージはまた新しい人たちと出会えることを楽しみにしています。
先週はジョシュ・スキャンランと一緒にランチを過ごしました。
タージはこう言います。
「ジョシュは私のサンドイッチや飲み物、チップまで支払ってくれました。
すごく感謝しました」
タージと仲良くなったジョシュはこう言います。
「彼は私を祝福してくれたんです。なので私も彼を祝福したかった。
お金や食べ物はどうでもいい。
人を愛する気持ちと思いやりの問題です」
発達障害のタージが将来の自立に向けて、こうしたことを行っていることをジョシュは気にしませんでした。
タージの母親のレイチェルは人との簡単なやりとりが、タージにとっては大きなことだといいます。
「当たり前に人ができるように思うことも、障害をかかえていると違うんです」
タージはジョシュと会ってから数日の間上機嫌でした。
それはジョシュがタージを他の人と同じように扱ってくれたからだといいます。
「僕はみんなと同じです。
ただ人とは違ったことを言ってしまったりするだけです」
これを聞いて母親のレイチェルは涙を流しました。
「私はタージが他の人と違うと思うことはありませんでした。
タージがそう思っていたなんて気づいていませんでした」
ジョシュはこう言います。
「私たちはみんな違うんです。まずそれがスタートです」
タージはこう言います。
「あなたが良いことをしようとするのを邪魔するのはあなたなんです」
(出典・画像:米KMTR)
なかなか、新しい人と出会って、やりとりをする機会をもつのは難しいと思います。
こうして、ほどほどの時間と費用で済む気楽なランチを一緒にする、というのはいいかもしれませんね。
発達障害の子も親も安心して楽しめ交流できる「ゲームナイト」
(チャーリー)