- 1. 発達障害のある子どもが特定の興味を持ったとき、どのようにサポートすればいいですか?
- 2. 子どもの独自の興味をビジネスやプロジェクトに発展させる方法は?
- 3. 発達障害のある子どもが社会的スキルを磨く手助けをする方法は?
花火を見に行った帰り道、6歳の少年アイデン・ギアリは自分のお店を開こうと思いました。
発達障害の少年の頭にそう浮かんだのは、夜の帰り道に開いているお店がないのに気づいたからです。
この少年はお店が開いている、開いていないを示す表示がとても大好きだと、母親が言います。
これが家のガレージの中に自分のお店を開いた理由の一つです。
アイデンは、ストレージ・スーパーストアの店長であることに誇りをもっています。
そのストアには、洋服売り場、配達作業場、お会計のレジがあります。
母親には、お店を宣伝するもっと大きな看板がほしいとねだっています。
ストレージ・スーパーストアのお店が開いている時間は限られています。
Facebookのページで開店している時間を伝えています。
そして、オンラインショップも。
アイデンは、クリスマスの飾りや色付けした石、ブレスレットがセール中です。
Facebookのページ
「子どもが興味をもったことを、できるだけ応援するのはいいことだと思っています。
なので、息子はある日からスーパーの店長になったのです。」
と母親が言います。
アイデンは興味をもってから、スーパーの店長になり、そして「何でも」売るビジネスを考えるようになりました。
アイデンと弟のデクランはふたりとも発達障害です。アイデンは3歳の時に発達障害と診断されました。
両親は早くから、道路標識や電車の標識のようなものに、ふたりがこだわりを持つことに気づいていました。
「何かにこだわりを持った時には、一緒に楽しむようにしました。」と母親は言います。
息子たちと仲良くなるには、こだわりを持ったものを徹底的に楽しむことです。
今はそれが、ストレージ・スーパーマーケットです。
(出典・画像:カナダCBC)
子どもと一緒に徹底的に楽しむのは素晴らしいですね。
Facebookページを作って、ネットショップまで開いてしまうなんて。
ここまでやれるのは、まず子どもの笑顔がうれしい、でやってしまう、すると自分も楽しくなってくる。
子どもと一緒にますます楽しくなる。
その気持ちわかります。
巨大スーパーに対して活動を始めた母親の話もあります。
母親がショッピングストアへお願いしているアイデア
(チャーリー)