- 発達障害をもつ子どもや大人のきょうだいは、どんな困難を抱えているのだろうか?
- きょうだい同士のコミュニケーションが難しい場合、どのように支援すれば良いのだろうか?
- リンジー・ハイランドが行うきょうだいワークショップでは、どのような活動が行われているのだろうか?
発達障害をかかえることは本人にとって困難なだけでなく、きょうだいにとってもそうかもしれません。
発達障害の程度によってはコミュニケーションさえも難しくなります。
しかし、きょうだいはより深く理解しコミュニケーションをとって楽しく過ごせるようにすることを助けてくれるかもしれません。
知的障害のある妹をもつ、現在は教師をしているリンジー・ハイランドはこうしたきょうだいの関係を良くしていくために、きょうだいワークショップを開催しています。
リンジーはこう言います。
「妹からは、誰もが新しいことを学べる、その重要性を教わりました。
大きくなって両親から、障害のある他の子どものきょうだいたちに私が関心を持っていることに気付かされました。
そして、こうしたきょうだいたちと一緒に学び、お互いにサポートできるような機会を作ったんです」
約10年前からこの取り組みは始まりました。
きょうだいたちが集まるワークショップを開催し、きょうだいについて理解し、利用できるサービスの情報なども共有します。
「私が育ったときには、多くの支援を受けました。
それがあったので、より良いきょうだい、より良い支援者、より良い教師になれました。
なので、私も人がそうなれるように、必要なサポートを確実に受け取れるようにしたいのです」
このワークショップはきょうだいを対象にしたものですが、親たち、教師、誰でも参加することができます。
「このワークショップの素晴らしい点の一つは、新しい人と出会い、お互いに話ができることです。
みんなそれぞれが、お互いに価値ある情報をもっていますから」
(出典・画像:米silive.com)
発達障害のうちの子のきょうだいはとても優しいです。
話をしたり、遊んだりできない、ともっと小さかった頃は言っていましたが、
今では本当に良き理解者で、優しく助けてもくれます。
私の自慢のうちの子たちです。
知的障害の兄は恐ろしいほど最高で恐ろしいほど恐ろしかったが
(チャーリー)