- お弁当の見た目で子どもに偏見を持つのは問題なのか?
- 自閉症の子どものお弁当を見極めるのは難しいのか?
- 子どもたちの食べ物の好みは個々に異なるのか?
母親は3人の子どものお弁当の写真とともに、お弁当の見た目で子どもに偏見をもつのはやめてほしいとFacebookに投稿しました。
3つのお弁当の中から、発達障害である自閉症の子のものではないのを当ててくださいと書いてあります。
「健康的ではないと思うかもしれないおかずが入っていても、これは子どもたちを気遣って作っているお弁当なんです。
まず、きちんと食べてくれることが重要なのです」
赤、緑、青の3つの弁当箱が並んでいます。
緑の弁当箱はカラフルで、くだもの、クラッカー、チーズ、マフィンなどが入っています。
一方で、青と赤は色数が少なく、白いパンのサンドイッチ、マフィン、クラッカーなどが入っています。
写真を見た人は、緑の弁当箱が自閉症ではない子どもの弁当だと書き込んでいます。
「緑のお弁当が正解です。でも、青いお弁当もそうです」
そう母親のケイトリンは答えています。
自閉症の子をもつ別の母親からは、ケイトリンが子どもたちに与えている食べ物は自分の子どもはどうしたって食べないという書き込みに、ケイトリンは子どもたちはそれぞれが異なるのだと答えています。
「私の二人の自閉症の子たちが緑のお弁当を食べることはありません」
ケイトリンがそれぞれの子どもにあわせてお弁当を作っていることを褒める書き込みもあります。
そして、自閉症スペクトラム障害(ASD)の子どもたちのごはんについての経験を、他の母親も書き込んでいます。
「私の娘はASDです。 娘は毎日毎日同じものを食べています!
チョコレートバターを塗った三角に切ったサンドイッチ、
バニラヨーグルト、バナナかモモ、ポップコーン、ポテトチップです」
「私の自閉症の二人の女の子は、それぞれ食べられるものが違っていてとても苦労します。
一人はパン以外は何でも食べられます。もう一人はパンとバナナとりんごだけを食べます。
自閉症に関わらず、子どもたちの食べ物の好みは驚くほどそれぞれ違います」
「私の子どもたちは、曜日によって食べられるものが違います」
(出典・画像:英Mail Online)
うちの子に弁当を作る必要があるときには、
唐揚げ + チャーハン
唐揚げ + 焼きそば
である確率が90パーセント以上です。
弁当でなければいろいろ食べてくれるようになったのですが、弁当だとこうでないとほとんど残してしまうのです。
診断に使えるかもしれないほど多い、自閉症の子の食事の問題
(チャーリー)