- 子どもの自閉症の行動を他人にどう説明したらよいですか?
- 自閉症について広く理解を求めるために、私ができることは何ですか?
- 子どものプライバシーと情報を共有することのバランスをどのように取ったらよいですか?
そこそこ騒がしいレストランに息子といます。
他の人たちがテーブルの横を過ぎるときに、5歳の息子は手を出して、少し触ります。
息子に厳しい目を向けます。次に私に目を向けます。
「ちゃんと子どもにそうしないようにさせなさい」
そんな目です。
息子はたびたび、見知らぬ人にも「こんにちは!」と大声で叫びます。
挨拶を返してくれる人もときどきいますが、多くの人はそうではありません。
突然さと声の大きさに驚くばかりです。
息子はレストランを出ていくお客さんに会うと車が何色なのかを質問します。
息子の風変わりの会話は正直面白いです。
まわりの人が受け入れなくても、個人的にはそう思っています。
しかし、息子が成長していき、息子がまわりの目を気にしだしたときのことを考えると心配になります。
息子はずっと気にすることがないかもしれませんが。
息子が顔をしかめたり、いやらしい言葉を言ったり、そうした息子の態度を見るたびに、私の心は沈みます。
「息子は悪い子じゃない!自閉症なんだ!」
そう周りに叫びたくなります。
私の息子が周りから厳しい目を向けられることに、考え込みます。
息子の行動を私が正当化するよりも、まわりの人たちが発達障害の自閉症について学んでほしいと思います。
私はオープンなほうです。
友だち、家族、仕事の同僚に質問されると私は答えます。
私は息子の自閉症について、率直に思うことをFacebookにも投稿しています。
息子の自閉症について、私は広く受け入れるようになりました。
なので明るくなれました。
発達障害の自閉症について、何も知らない人に知ってもらい、息子がかかえる困難や奇妙な行動に対して理解されればと願っています。
しかし、一方で息子についてわからないこともよくあります。
私が自閉症であることを広く言っていることを息子がどう思うのか気になります。
息子のプライバシーです。
息子がかかえる障害は私がそうするためにあるわけではありません。
私は私の視点からしか自閉症について語れませんが、息子の気持ちを考えていないわけではありません。
結局のところ、私は息子について伝えたいことと、プライバシーのバランスを見つけたいと考えています。
自閉症について、人に理解してもらうためには言わなければなりません。
しかし、息子の詳細について伝えることには注意をしています。
息子の行動は私を困難にもさせますが、それは意図的に行っているわけではありません。
なので息子について、愛情を込め、明るく伝えるようにしています。
私の願いは広く伝えることで、発達障害、自閉症について多くの人に少しでも理解されることです。
理解してもらえれば、厳しい目を向けられることも少なくなるはずです。
(出典:米 The MIGHTY)(画像:Pixabay)
多くの人に理解してほしい。
その気持ちもわからなくはありません。
しかし、今は5歳ということで許されるのかもしれませんが、他の人たちがいるところでは、厳しい目を向けられないように、自分たちでできることを考えるのがまず先だと思います。息子さんのプライバシーのことよりも。
そして乱暴ですが、厳しい目には慣れる。
うちの子も基本穏やかですが、奇声を発したり飛び跳ねたりすることがあります。
それは喜んでいる姿だったりして、私にはうれしいわけですが、
そうした人、行動に驚くだけでなく、恐怖を感じる方もいます。それは当然な反応だと思います。
大きくなればなるほど、そうなっていきます。
まわりに配慮を求めるだけでなく、こちらもあきらめずにまわりに配慮することで、みんなが過ごしやすくなると思います。
発達障害、知的障害の子や方向けに配慮した時間を儲けた遊園地
(チャーリー)