- 1. 自閉症やその他の感覚のニーズを持つ人が宿泊する際、ホテルスタッフはどのようにサポートするのか?
- 2. ホテルが認定されるためにはどのようなトレーニングや教育を受けなければならないのか?
- 3. 自閉症リゾートとして認定されることのメリットは何か?
米フロリダの一部のホテル、スプリングヒルスイーツバイマリオットオーランドアットシーワールドなどが、感覚に困難をかかえることなどが多い自閉症の人のニーズにあわせてホテルサービスを提供することを保証する認定自閉症リゾートになりました。
認定されるためには、ホテルではすべてのスタッフが発達障害である自閉症またはその他の感覚のニーズを持つゲストをサポートできるスキルを身につけるため、必要なトレーニングや教材を通じて学び、国際資格認定委員会および継続教育基準(IBCCES)の認定プログラムを完了しなければなりません。
「自閉症リゾートとして認定されることは、自分の家族や仲間だけでなく他の人も助けるというマリオットの文化にも従ったものです」
デュアルゼネラルマネージャー、マイケル・ウィルケはそう言います。
このホテルの目標は、それぞれの人ごとに異なるニーズをもつゲストに期待を上回るサービスを提供することです。
「認定自閉症センターになることは、自閉症の方と家族のご利用者様や自閉症やその他の感覚に配慮が必要な従業員についてより理解できるようになる機会となりました。
国際資格認定および継続教育基準委員会と協力関係を築けたことは光栄に思っています」
そう、セールス&マーケティングディレクターのマージェ・ジョーンズは言います。
「当リゾートはこの地域での最初の認定施設の一つになります。
お客様のニーズを満たす私たちならではの体験を提供できるようになりました。
自閉症リゾートの認定に必要なトレーニングは、自閉症のお客様について学ぶことから、お客様を支援するための最良の方法を学べる包括的なものでした。
接客に関わるスタッフとマネージャーの100%がこのトレーニングを完了しています。
マリオットには『すべての人を歓迎します』という使命があります。
つまり、世界中のあらゆるお客様をもてなす方法についてスタッフが確実に訓練されているのです。
簡単に言えば、このホテルで滞在している間は特別支援を必要とされるお客様が快適に過ごせることを、
ホテルのみんなが願っていることを感じていただきたいと思います。
自閉症の方が直面される可能性がある課題を知った上で、困ることがなく快適に過ごして頂けるようにします」
(出典:米HotelBusiness)(画像:Marriott.com)
いいですね。
家族みんなでこんなホテル行ってみたい。
発達障害の人たちが過ごして働けるリゾート
(チャーリー)