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自閉症女性初のプロ総合格闘選手のいじめから子どもを守る教室

time 2019/11/05

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症女性初のプロ総合格闘選手のいじめから子どもを守る教室
  • * 自閉症の人でもスポーツで成功することはできますか?
  • * 総合格闘技が自閉症の子どもたちにとってどんなメリットがありますか?
  • * いじめを受けている自閉症の子どもたちに対してどんな対策が効果的ですか?

米ラスベガスからやってきた女性が総合格闘のメイン試合に出場しました。
セレナ・デジェスは自閉症の女性初のプロの総合格闘技の選手です。
「発達障害の自閉症は他の人が見てもわかりません。また人それぞれ症状も違って同じではありません。
そして、自閉症の人もなりたい人になれるんです」
プロとして2試合目のこの試合にデジェスは勝利しました。
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デジェスは他の自閉症スペクトラム障害の子どもたちと同じように子ども時代はいじめられていました。
「大きくなってもいじめられました。人とはあまり話しませんでした。自分の世界に閉じこもりました」
そんなある日、デジェスは自分のために立ち上がりました。
「私にいつも意地悪をする女の子がいました。
私はとうとう反撃しました。それから意地悪されることがありませんでした。
私はやったと思いました。
いじめっ子は、私をいじめることがもう楽しみにならないことがわかりました」
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デジェスは父親と総合格闘技のUFCの試合を見るのが大好きでした。
そして、地元のジムに通い始め、バッグも叩くようになりました。
それから毎日続けてきました。
デジェスは総合格闘技の人たちは、両手を上げて自分を歓迎してくれているといいます。
「私は、自閉症のようには見えない、そうした行動をしないからと言われます。
それで悩んできました。
総合格闘技をする人には、そんなことは関係がありませんでした。
一生懸命に取り組んでさえいれば関係ないんです」
デジェスは総合格闘技で勝利しているだけではありません。
デジェスと弟のブランドンは米ラスベガスの総合格闘技のジムで自閉症の子どもたち向けの教室を開いています。
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デジェスと同じように自閉症の子どもの多くがいじめの犠牲者になっていました。
デジェスは自分で自分を守る、危険から逃れる方法を教えています。
「発達障害、自閉症の子どもたちがいじめれないようにしたい」
ヘザー・ロバーツは発達障害の息子をもつ母親です。
デジェスのような存在は、そうした子どもたちにとって重要だといいます。
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「デジェスに会うと、どんな経験をしてきたか、何が救ってくれたのか、そして子どもたちを助けたいと思っていることがすぐにわかりました。
実際に経験してきた存在として本当に驚きで、貴重です。デジェスは実際の試合でも、それを教えてくれています」
デジェスは今後の試合に向けてこう言います。
「私は夢を追い続ける自閉症の女性なんです」
(出典・画像:米FOX6
総合格闘技、そこで活躍する柔術は強いだけでなく指導方法もシステム化されていて、子どもや初心者も取り組みやすいようにケガをすることもないように聞いています。
私もずっと興味があります。
柔術が発達障害の子どもたちをいじめから救い、成長にも役立つ

(チャーリー)

 


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