
- 発達障害の子供が新しい経験をするときにどのように支援すればよいですか?
- 発達障害の子供が恐怖や不安を感じたときにどう対処すればよいですか?
- 子供に優しく接する大人がどのようにして子供の成長をサポートできるのですか?
消防士は学校で安全についての講習を行った最中に、発達障害の女の子を抱きしめ落ち着かせました。
その瞬間がうれしくて母親は写真に収めました。
ブリタニー・テンプルトンの3歳の娘、ケイリは9月に発達障害と診断をされました。
米カリフォルニアのウィートランド消防局の消防士がケイリの幼稚園を訪問しました。
ケイリはいつもと違うことに緊張をしていたようです。
消防士のアンソニー・バナスは安全について教えている間、ケイリを気にしていました。
「子どもたちが火災についてあまり怖くならないように、子どもたちには消火につかう道具などを見せていました。
ケイリが先生と一緒に部屋の隅にいることに気づきました。
ケイリはとても怖がっていました」
アンソニーには20歳の発達障害の弟がいます。
ケイリーの恐怖がパニックにつながってしまうことを心配しました。
子どもたちとの質疑応答の時間になると、ケイリがアンソニーのところに自分から近づいて、アンソニーを抱きしめました。
消防士のアンソニーもうれしくなって抱きしめました。
だれかがこの瞬間を撮影すると、すぐにその写真は消防署のFacebookで共有されました。
あわせて母親は投稿をしています。
「この写真を見るまで、この日にケイリが困難をかかえていたことは知りませんでした。
娘のまわりには新しいことにチャレンジすることをすすめる人がよくいます。
それは、多くの子どもたちにはとても良いことだと思います。
しかし、娘のケイリには大きな負担になってしまいます。」
消防士のアンソニーについてこう書いています。
「優しい消防士さんは、娘に寄り添ってくれました。
ひざの上に座らせて、安心させてくれていました。
すばらしい、思いやりを見せてくれました。
私の心も温めてくれました。多くの人に伝えたいと思いました。」
ケイリと消防士のアンソニーはすでに再会もしました。
「消防署は近くだったので、これからも会えるはずです。」
(出典・画像:米yahoo!)
こんな優しい瞬間を目にしたら、それはうれしいでしょう。
きっと消防士さんもこんな友人ができたことを喜ばれていると思います。
毎日いつもの時間に会える発達障害の子と家族の大好きな友だち
(チャーリー)