- 発達障害をもつ子供の日常や感情はどのようにして表現されるのか?
- 発達障害に関するゲームはどのような内容で、プレイすることで何が学べるのか?
- 発達障害をテーマにしたゲームはどこで購入でき、収益の一部はどこへ寄付されるのか?
マックス〜発達障害をもつ少年の物語〜
は発達障害をもつ10歳の少年の目線での日常を体験できるロールプレイングゲームです。
「マックス」は開発者のステファン・カンティンの実際の息子をもとにしたキャラクターです。
父親と息子で、昔ながらの雰囲気のロールプレイングゲームを作りました。
マックスにどんな表情をもたせて、どうやって敵に勝って進んでいくのかを一緒に考えました。
マックスは鮮烈な想像力をもっています。
その想像力で、フラストレーションや恐れや、心配のたねがモンスターとなって現れる世界へ飛んでいってしまいます。
家で服を脱いでいたり、学校でいじめられたりすると、モンスターやすごい武器と魔法を使うボスが出現します。
モンスター達との戦いを経て、マックスはレベルアップをしていき、次の旅へと続いていきます。
このゲームの中にはミニゲームもあって、パックマンやカーゲームがあります。
開発元のGPACでは、このゲームは、全ての発達障害の方をモデルとしたものではないと言います。
そうではなくて、ただ一人の少年をモデルにしただけのものだと。
「私たちは広汎性発達障害というものがあることを理解しました。
このゲームでは、マックスのもととなった彼の発達障害や日常でどのように感じて行動をしているのかを伝えるようにしました。
すべての発達障害の方が、同じでないことも理解しています。」
このゲーム「マックス」の収益の一部は、カナダの発達障害や知的障害の方を支援する団体へ寄附されます。
(出典・画像:米siliconera)
このゲームはこちらで販売をされていますが、Windows向け、英語のみです。
Max, an Autistic Journey
いろいろな理解の仕方、支援の仕方がありますね。楽しいものはとてもいいです。
発達障害の方を体験するのではなく、発達障害の方が体験して学ぶゲームもあります。
アイコンタクトや表情を学ぶことができる探偵ゲーム
(チャーリー)