- 発達障害の子供が社会に参加するためのいい方法はありますか?
- プログラミングのイベントに発達障害の子供が参加しても大丈夫でしょうか?
- 発達障害の特性が将来のキャリアにプラスになることはありますか?
米テキサス州で非営利団体のコードジャムは、発達障害の子どもたち向けのプログラミングイベントを開催しました。
将来、テクノロジー業界でより多様な人たちが活躍することを目的にしています。
15歳のミシャナ・バリーも参加しています。
ミシャナは高機能自閉症です。コンピュータ・サイエンスに情熱を注いでいます。
「娘の自閉症は、必ずしも娘を制限するものではありません。
より、娘を娘らしくしているだけです。」
そう母親のアダナは言います。
「私はただコンピュータが好きです。
いろいろなプログラムをして、どう機能するのかを見るのが大好きです。」
そうミシャナは言います。
発達障害の子どもたちが快適に取り組めるようにこのイベントは、静かにこじんまり、そして親密に行われました。
「感覚に優しく、落ち着けます。
必要な質問もしやすくなりました。なので人とのやりとりもできました。
すごく良かったです。」
バリーにとって発達障害であることは、バリーの一つの側面でしかありません。
「私の一部です。私には実のところ障害ではないと思っています。
障害があるとそれを隠そうとする人もいると思います。
発達障害であることを知られたくないと思うかもしれません。
でも、あなたの一部なんです。」
ミシャナ、母親のアダナにとっては発達障がであることがむしろ価値を与え、将来仕事をするときには資産になると考えています。
「このイベントには多様な人たちが参加しています。
とても学習能力も高くて、テクノロジー産業で活躍できるスキルを習得できる能力があります。
多様な人たちは、あらゆる種類の異なる視点を企業に提供するはずです。」
(出典・画像:米SPECTRUM NEWS)
発達障害の子がSTEMやプログラミングが好き、得意、とは全く限るものではないと思っていますが、
プログラミングに限らず、こうして実際に取り組める参加しやすい機会はどんどん増えていくといいなと思います。
発達障害の子どもたちが楽しめる参加型「月面着陸」体験演劇
(チャーリー)