- 自分のペースで行動することは素晴らしいことなのか?
- 発達障害をもつ子どもたちにとって、どんな友人が必要なのか?
- 発達障害や自閉症の子どもをサポートするのに、どんな動物が役立つ可能性があるのか?
米ワシントン州の小さな町キャッスルロック。
ここには小さな家族農場があります。ミシェルはここで一生を過ごした理由を、故郷の雰囲気と生活の質だといいます。
「ずっと居続けたくなるはずです。
ここに来れば、アヒル、ガチョウ、にわとり、馬、犬2匹、ヒゲをはやしたトカゲもいます。」
そしてこの農場に新しいメンバーが加わりました。
「トレーラーから降ろされたばかりのときは、触ることもできませんでした。」
そうミシェルは言います。
8頭のロバがやってきたのです。
このロバたちはアメリカの各地からやってきました。
虐待されたり飼うことができなくなった、国の機関から救出されたロバたちです。
「ロバたちは訓練を受けてから、ずっと飼ってもらえる場所が見つかるように、ここにやってきました。
このロバたちはずっと無視され続けてきました。誤解されてきたんです。」
ミシェルの友人であるケイティー・グラハムはそんなロバの気持ちがよくわかります。
ケイティーの6歳の娘は発達障害です。他の子どもたちのように人と関わることはしないといいます。
「娘のキーリーは、自分のペースで行動しています。
素晴らしくて、可笑しくて、創造的な小さな女の子です。」
キーリーは、たくさんの人に誤解されてきたといいます。
そんなキーリーに、ロバは素晴らしい友だちとなったのです。
1年ほど前のことです、
「キーリーは近づいてきて、パンケーキという名のロバに手を当てました。
すると一緒に歩き出したんです。キーリーは求めていたものを手に入れたようでした。」
ロバは素晴らしいサポートをしてくれる動物でした。
キーリーの母親のケイティーは、パンケーキの他にタグという名のロバを自分たちで飼うことに決めました。
ミシェルは救出されたロバがずっと生きている環境を提供できました。
キーリーの母親のケイティは、娘をサポートしてくれる友だちに来てもらえました。
「ロバは娘の体の大きさにあっていて、そして安全で愛情をもっています。
娘にとっては、今までにいなかった本当に安心感を与えてくれる存在になっています。」
ミシェルもこう言います。
「ロバたちにとっても素晴らしい環境なので、送り出すのも安心です。」
(出典・画像:米KGW8)
ロバいいですよね、私も昔から大好きです。
ロバが自宅で飼えるなんてすごいですね。うらやましいです。
友だちがずっと一緒で、安心して成長していけますね。
ヘビが発達障害の子を落ち着かせ友だちにもなり、療育を助ける
(チャーリー)