発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害、知的障害の子や方向けに配慮した時間を設けた遊園地

time 2019/07/30

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害、知的障害の子や方向けに配慮した時間を設けた遊園地
  • 発達障害や知的障害を持つ子供や大人が楽しめる遊園地は存在しますか?
  • 障害を持つ子供や大人がもっと安心して遊べるための特別な時間は設けられているのでしょうか?
  • 感覚に敏感な人々がパニックにならないようにするために、どんな取り組みが行われていますか?

月曜日の午前、乗り物はいつもよりも遅く回りました。
米インディアナ州にあるエルクハート・カウンティ・フェア遊園地では、20の施設が乗りやすいように、回転速度を変えたり配慮した調整を行い、知的障害や発達障害のあるお客さんを迎えました。
さらに乗り物は無料で楽しむことができます。
「2時間の間、行いました。
発達障害や知的障害の小さな子どもから大人の人までが楽しめるようにそうしました。」
そう、この遊園地のオペレーターのダグ・トルンは言います。
y5
回転速度を変えただけでなく、明るく点滅しているライトやいつもは大きな音楽の音量も抑えたものにしてあります。
「大きく助けになります。こうした発達障害の子どもたちには本当にそうなんです。」
そう自閉症の高校生の息子のマラキを連れてきたトリシア・マロンはそう言います。
長い船のようなかたちをした巨大なブランコの乗り物「ファラオの怒り」に5回もマラキは乗ったそうです。
マラキは一番高い位置になると両手を上げて喜びました。
y1
y2
発達遅滞とてんかんをかかえる11歳のエリン・ローゼンベリーは兄と一緒に「ファンスライド」を楽しみました。
発達障害、知的障害、どの子も楽しんでいる姿は他の子どもたちと何も変わらないものでした。
「まわりの目を気にすることなく、どこにでも歩き回って楽しむことができました。
本当に楽しい気分になります。」
そう母親のトリシアは言います。
親たちは、この遊園地のこうした取り組みに本当に感謝をしています。
「参加させてもらえて本当に素晴らしいと思っています。
また、子どもも列にしんぼう強く並ぶこともできてるんです。」
そうエリンの母親も言います。
y4 y3
このとりくみは誰もが受け入れられ楽しめる環境を作ることでした。
「ギャップを埋めること。それなんです。
そして、つなぐことです。
みんな同じであることを示すんです。」
支援団体のジョー・カハリックはそう言います。
感覚に敏感な人がパニックになってしまいそうなときに非難できるテントも設置されていました。
(出典・画像:米THE GOSHEN NEWS
乗り物の速度調整まで行って頂かなくても、そうした方たち専用の時間をわずかでも設けられたら、とても喜ばれるのではないかと思います。
奇声を発したり、急に走り出したり、見た目が変わっていても、まわりに奇異な目で見られないと助かります。
一緒にいるきょうだいが嫌な気持ちになってしまうだろうと思うと、なかなか連れて行けなくなってしまうので。
発達障害の子の父が39億円かけ作った遊園地

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。