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自閉症の子がどこかに行ってしまわないように無料配布のツール

time 2019/07/27

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

自閉症の子がどこかに行ってしまわないように無料配布のツール
  • 自閉症スペクトラム障害をもつ人が行方不明になってしまう可能性はどうして高いのか?
  • 自閉症の人がどこかに行ってしまうリスクを軽減するために家族ができることは何か?
  • 自閉症の人が迷子になった場合、どのように効果的に対処することができるのか?

全米自閉症協会によれば、59人のアメリカ人のうち1人が自閉症スペクトラム障害です。
そして、それらの人々のうちほぼ半分がどこかに行ってしまったりする傾向があります。
それは深刻な結果を招いてしまう可能性があります。
7月の上旬に、この地域に住む自閉症のジャスミン・レイヤが行方不明になりました。
昨年の4月には、自閉症のジェイク・ウィルソンが行方不明になっています。
そして、2人とも発見されたときには死亡していました。
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カイリーとアマンダ・ティリーの夫婦は、自閉症の6歳の息子、コーヘンが毎日心配です。
「音楽と走ることが何よりも大好きなんです。」
コーヘンは好奇心が強いため、どこかに行ってしまう可能性が高くあります。
家のドアの全てに鍵をかけ、そして夜はどこかに行ってしまわないように囲ってある安全ベッドに寝かせています。
「いつも心配です。」
すべてのドア、そして車に「自閉症の子はどこかに行ってしまうかもしれない。口で呼んでも反応しない。」
そう書かれたステッカーを貼っています。
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しかし、コーヘンがどこか行ってしまうのを防ぐのには十分ではありません。
自閉症の人がいる家庭向けに提供されている無料ツールキットの申請をしたのはそのためです。
「息子は話すことができません。
誰かに迷子になったと言うことはできません。
そして、どこに住んでいるのかも伝えることができません。」
この無料で配布される、ビッグ・レッド・セーフティーボックスが役に立ちます。
警告するリストバンドや靴につけるIDタグ、ワイヤレスでドアや窓に付けられる警報機、そして予防のための教材なども含まれています。
「中に入っている物をすべて見ました。
すべてが素晴らしいものでした。
これは、間違いなく私たちにとってすばらしいものです。」
これまでに、全米自閉症協会ではこのビッグ・レッド・セーフティーボックスを4万個以上提供しています。
(出典・画像:米WHOTV
米国でのワイヤレスの警報機なども含んだツールの無料配布。
これは素晴らしいですね。
自閉症の子の命を守るために何よりも水泳を

(チャーリー)


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