- 学校でのテスト結果だけで自分の能力を判断するのは適切なのか?
- テストの成績以外にも、他の能力や才能をどうやって評価すべきか?
- 成績や行動の変化に影響を与える支援の在り方は?
他の子どもたちと同じテストでは成績がよくなかった発達障害の生徒に対して、先生が素晴らしいフォローをしてくれました。
先生は、この生徒がもっているユニークな素晴らしい才能と能力に目を向けてくれたメッセージをくれました。
2016年に母親のゲイル・ツイストは、発達障害の11歳の息子のベンについて、ラス・クラークソン先生が書いてくれたメッセージを見て涙があふれました。
母親のゲイルはうれしさのあまり、Twitterにそのメッセージを投稿しています。
「テストでの成績は、あなたのほんの少しの部分しか測定しないものです。と書かれていました。」
ベンは5歳のときに発達障害と診断をされています。
先生から、良くなかったテストの結果とメッセージを受け取ったんです。
「その後、ベンは一生懸命勉強をしました。
そしてテストの成績も良くなったんです。」
今年になってクラークソン先生から、卒業に必要なすべてのテストをクリアしたと祝福とメッセージを再び受け取りました。
テストは「あなたのほんの一部を測定するものにしかすぎない」ことも再びメッセージには書かれています。
「テストの成績が良くなったことは本当に素晴らしいことです。
しかし、ベン君はそのほかにもっている、たくさんの能力と才能がでできています。」
先生は、ベンの芸術的才能、人への優しさ、スポーツや音楽での素晴らしい能力など学校のテストでは測れない、ベンの10の才能を能力をあげています。
・芸術の才能
・チームワーク
・自立できるようになってきたこと
・人に親切なところ
・自分の意見を伝えられること
・スポーツの才能
・友だちをつくれること
・自分の成長について考え、評価できること
・自分の才能を築き、伸ばしていること
・音楽の才能
「これらがあなたをあなたらしく特別な存在にしています。
ベン君、今までよくがんばりました。
私たちはあなたをとても誇りに思っています。」
そうクラークソン先生は書いています。
母親のゲイルは再びこんなメッセージを受け取ることは考えていませんでした。
「息子のことについてこんなに考えて、こう書いてくれるのには、とても時間がかかることのはずです。
私は本当に感謝と感動をしました。
こんな素晴らしい先生がいてくれること、そしてそのことをたくさんの人に共有できるのはとても素晴らしいことです。」
(出典:米THE EPOCH TIMES)(画像:Twitter)
うちの子は特別支援学校の高等部へこの春に進学してから、顔や体をかきむしり傷だらけ、そして異常行動、ついには初めて登校拒否にもなってしまいました。
高等部の担任の先生も最初は戸惑われたはずですが、本当に心配してくれ親身に対応してくださったおかげだと思います。
夏休みを前に、笑顔もずいぶんと増え、学校にも再び嫌がらずに行ってくれるようになりました。
先生には本当に私も感謝です。
オールDで落ち込んでいた発達障害の娘に父が書いて渡した通知表
(チャーリー)