- マグカップを販売している人が自閉症であることを知ったら、どのような行動を取るべきか?
- 自閉症の人が商品を作成する能力について、どのように理解すべきか?
- 発達障害を持つ人が販売をしている場合、どのような配慮が必要か?
物を販売していれば、返品や返金を求められることはあるでしょう。
しかし、発達障害の自閉症であることを理由に、返金を要求された女性は大きなショックを受けています。
注文を受けてから作るコーヒーマグカップを販売していた女性はこういわれました。
「自閉症の人にコーヒーマグカップをきちんと作れるとは思えない。」
このコーヒーマグカップを販売していた女性は匿名でこのやりとりのスクリーンショットをネットにあげると、多くの人がそのひどい行為に怒りと失望を感じています。
販売した女性はこう伝えています。
「青いキラキラしたコーヒーマグカップの4つセットを彼女は注文しました。
その後、私のFacebookの投稿をくまなく調べてから、私への注文をキャンセルし、
そして侮辱することまで言ったのです。
私は自分が自閉症であることを1月にFacebookへ投稿していました。
私はもう、そのコーヒーマグカップを作り始めていたのですが、私からは購入したくないと連絡がありました。
彼女のために作ったものなので、他の人へ販売することも難しいため、キャンセルは難しいと伝えると
彼女は怒り始めて、
『あなたのような人が作ったものは買いたくない。』
と伝えてきました。
そして、きちんと作ることができる他の人に注文したいといいました。」
注文を受けた女性は、きちんと自分がマグカップを作れること、これまでに300点以上を販売し、レビューも星が5つであることを説明しました。
そして、どうして自分にはマグカップがきちんと作れないと思うのか質問しました。
「どうして、私には作れないと思うのですか?その理由がわかりません。」
注文した彼女はこういいました。
「Facebookであなたのページを見ました。プロフィールを見ました。
あなたが自閉症であることを知りました。
私の隣の家の子どもが自閉症です。
彼を見ると、マグカップをきちんと作れるとはとうてい考えられません。」
注文を受けた女性は冷静に説明しました。
「自閉症は人それぞれです。機能のレベルも異なります。
私は高機能自閉症です。
じゅうぶんに商品を作れる能力を持っています。」
しかし、彼女は聞き入れませんでした。
「自閉症の人はみんな同じ。こんな嫌な注文はキャンセル。」
多くの人たちが、このやりとりのスクリーンショットを見て、注文した彼女の行動と無理解にショックを受けています。
ある人はこうコメントしています。
「自閉症の人の集中力と職人技はものすごいです。
むしろ、自閉症ではない人はかないません。
私の自閉症の子どもが取り組んでいるときには、多くの場合、私よりも優れています。
コーヒーマグカップを売っている女性は、問題ではなく才能を持っているはずです。」
(出典・画像:英METRO)(画像:Pixabay)
本当に悲しく思います。
ですが、そういう無理解で偏見に満ちた方は実際にいます。
難しいですが、忘れるしかありません。
ハリウッドスターも購入。発達障害少女の絵
(チャーリー)