発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

SNSで発達障害の娘のお気にシャツを無事確保

time 2016/08/17

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

SNSで発達障害の娘のお気にシャツを無事確保
  • 発達障害の子供が特定の服に固執するのはなぜですか?
  • 特定の服が手に入らなくなった時、どのように対処すれば良いですか?
  • 同じ服を複数購入することの利点は何ですか?

デボラ・グリムショー・スコーソンは何年もインターネットで、娘のカミのお気に入りのシャツを探していました。
発達障害のカミは、ピンクの花柄シャツが大好きです。それは5年以内に購入したものでした。
発達障害の人は、自分にとって気持ちのいい服を見つけることがなかなか難しいことがあります。
なので、一つの服にこだわりをもつことがあります。
カミがピンクの花柄のシャツにそうであるように。
それがなくなってしまったり、ボロボロになったりするととても困ったことになります。
カミのお気に入りのシャツも寿命となってきたので、グリムショーはFacebookを使って、誰かがこのシャツを他にもっていないかを探しました。

「みなさん、助けて頂けませんか。私の娘のカミには発達障害があります。4,5年の間、娘はこのシャツがお気に入りでした。5年前、幼稚園生の頃に初めてこれを着ました。それ以来、オークションサイトで同じものを4つ見つけて購入してきました。今着ているものは、もう着れなくなりそうです。オークションサイトでも、もう見つけることができませんでした。
2011年から2012年にかけて販売されていたものです。
このピンクの花柄シャツが必要なんです。
この投稿を写真と一緒にシェアして頂けませんか。
どなたかお持ちであれば、購入させてください。
このシャツでなければだめなんです。
同じようなシャツを着せようとしてきましたが、だめでした。
サイズはなんでも構いません。お願いします!」

一週間もしないうちに、グリムショーのこの投稿は26000以上のシェアをされました。

そして、カミは5着のシャツを受け取りました。
少なくとも73着のシャツもこれから届きます。

「古くなったシャツで、ぬいぐるみやまくらを作れば、カミが大きくなっても持っていられる。」
「私たちが服を買う場合には、同じものをたくさんまとめて買ったりしている。」
というコメントももらっています。

(出典・画像:The MIGHTY

子どもがそれが大好きでいつも手放さないでいるのを見ると、何とか同じものをまた手に入れたい。
と思いますよね。
しかし、別のものでも意外に同じように好きになってくれて、大丈夫だったことが何度かあります。
4コマ漫画 うちのねっちさん 12
親の思い込みであったりする場合もありますし、永遠に同じものというのも不可能なことだと思いますので、他の服にもチャレンジできるといいですよね。

(チャーリー)


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