- 空手は発達障害の子どもたちにどのような助けになりますか?
- 発達障害の子どもたちの集中力を高める方法はありますか?
- 社会的スキルを向上させるための活動はどのようなものがありますか?
これまでに何十人もの発達障害の若者たちのモチベーションを上げ、コミュニケーションスキルの向上と規律を教えてきた空手の先生が、発達障害の若者向けのトレーニングプログラムを始めました。
ベネズエラ生まれの空手の先生、50歳のフランシスコ・サンタンデールは。このプログラムの良いところは、集中できるようにすることだといいます。
「子どもや若者たちが空手を通じて、心のオアシスを見つけるのは素晴らしいことです。
生徒たちは、数秒から数分間、瞑想するようになります。
そして、空手は集中力を導きます。」
2018年には、14歳から18歳までの発達障害の子ども約50人にトレーニングを行いました。
親たちから、行動の変化に感謝されているといいます。
「あるお母さんから、話すことができなかった発達障害の息子さんが『こんにちは』というようになったと感謝されました。
こうしたことがいくつもありました。
私たちの取り組みは正しいのだと思います。
子どもたちは、特に社会的なスキルで成長しています。」
この空手道場では、生徒たちが組み手をすることはありません。
先生とのみ行います。
特別支援教育の資格をもつ人たちと共同で道場を行っています。
「空手が上達するということは、強くなることだけではありません。
自分をコントロールできるようになることなんです。
心や体について学ぶ必要があるのです。」
17歳のニコラス・ペンスは健康になっただけでなく、自分を守ることに役にたっているといいます。
「空手を練習すると、自分が強くなっていく感じがします。」
先生に数回の突きをしたあとにそう言いました。
16歳のアリシア・バロスはこう言います。
「考えることがよくできるようになりました。
集中することができるようになってきたからです。」
空手の先生、サンタンデールはこう言います。
「空手が本当に発達障害の子どもたちの助けになっているんです。」
(出典・画像:米Miami Herald)
子どもが興味をもてるもので、健康になり、社会的なスキルも向上するのなら本当にいいと思います。
強くなる感じが自分に自信をつけてくれますしね。
柔術が発達障害の子どもたちをいじめから救い、成長にも役立つ
(チャーリー)