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お店の床に10代の店員が座り込んで、発達障害の子とやりとりをして合う靴を探しました。
「彼はおだやかに、娘に靴を履かせてくれて、履いた感じをたずねてくれていました。
きっと合う靴が見つかるはずだと言ってくれていました。」
そう母親は、イギリスのビスターにある靴の専門店のクラークスに電子メールを送りました。
「彼は娘が泣いていても、辛抱強く対応してくれました。
私たちが長い時間をもらっていても、迷惑を感じさせることもまったくありませんでした。」
そして父親もこの出来事をツイートすると、18歳の店員、ヤコブ・テイラーのお店での対応が大きく称賛されることになりました。
「女の子が発達障害だとは思っていませんでした。
私はただ、助けになることができないかをたずねると、どうぞと言われたので、最善を尽くしただけです。
私は、発達障害の方やその他の障害の方にサービスを提供するためのトレーニングを受けていました。
なので、心配しないように伝えました。
私は女の子に、長くここにいなくても、よくなるようにと言いました。
発達障害の方が騒がしいところで過ごすことが、どれだけ苦痛になるのか知っていましたから。」
娘のことについて何も言わないうちに、テイラーは床に座り込んで娘と話し始めてくれたと母親は言います。
「私はとにかく、女の子に優しくなりたいと思ったんです。
女の子の履きたい靴を聞くと、できるだけ早く履かせるように走りました。
あった靴が見つかって安心しました。
履かせるときには、他の靴との違いも説明しました。」
店員のテイラーの父親も、息子を「本当に誇りに思っている。」とツイートしました。
10万以上のいいね!と何千ものリツイートがされて、このことが知られたのです。
クラークスにメールをした女の子の母親、ドーン・ブラウンもこう伝えています。
「最近、10代の若者に対しての非難を多く見受けます。
しかしそうではありません。テイラーがこんなふうに広く知られたことをうれしく思っています。
多くの人は電子メールやSNSで文句を言うばかりです。
私は逆のことをしたいと思いました。若者が行ってくれたすばらしいことを伝えたいと思ったんです。」
テイラーは16歳の頃から慈善活動を行い、学校や休みの間やサマーキャンプなどで手話なども学んできました。
「発達障害の子に役に立てる、困っている子に役に立てる、私にはとてもうれしいことです。」
テイラーは今度の夏には3ヶ月間、障害のある人たちへの支援活動を行うために海外で過ごします。その後、消防士の見習いとなる申請を行う予定ですが、発達障害の子どもたちのために学校で働きたいとも今は悩んでいます。
テイラーの父親は、息子が多くの人に認められたことを心から喜んでいると語ります。
「発達障害の方に対する意識を高め、たくさんの人たちが気持ちよくなる方法や、お店でのトレーニング、そして障害のある方とのコミュニケーションについて、知ってもらうことに息子は役に立ちました。」
クラークスの幹部もテイラーを称賛します。
「テイラーの優れたサービスが認められたことをうれしく思っています。
クラークスではお店のスタッフの全員が、すべてのお客様にファーストクラスのサービスを提供できるように訓練を受けています。
発達障害であるお客様にも、喜ばれるショッピング環境を提供できたことをとてもうれしく思っています。
クラークスではすでに、『静かな時間』も設けています。
今後はより多くの店で実施いたします。
クラークスは、人それぞれが異なることを祝い、尊重します。
この価値観を店のスタッフが体現できていることを誇りに思っています。」
(出典・画像:米wbtr)
きっと娘さんも大喜びだったでしょう。娘さんの笑顔を見て親も本当にうれしかったはずです。
気持ちよくわかります。
素晴らしい方に出会えると本当に親子ともに本当にうれしくなります。
ずいぶん前の記事ですが、こちらもクラークスでした。素晴らしい企業ですね。
発達障害の子どもへの対応が素晴らしい店員
(チャーリー)