- テクノロジーが特別支援教育のクラスでの授業方法をどのように劇的に変えたのか?
- iPadやタブレットを使うことで、生徒たちの学習やコミュニケーションにどのような影響があるのか?
- テクノロジーを活用することで、特別支援教育の子どもたちにとってどんなメリットがあるのか?
テクノロジーが特別支援教育のクラスでの授業方法を劇的に変えました。
ジリアン・アームストロングの13歳の息子のハリソンは、行動することが好きで、ボーイスカウトであることに誇りを持っています。
そのハリソンには発達障害があり、これまでの授業方法での勉強には苦労をしていました。
「息子は、ペンと紙を使って書くことが難しいのです。
しかし、今はタブレットを使って、文字を打ったり、考えを伝えることができるようになりました。」
レニー・ヨハはリッチランド学区での特別支援教育の先生です。
彼女はハリソンがペンと紙では難しくても、iPadであれば書いたり、タイプができることがわかりました。
ヨハは、あまり話すことができない生徒が、iPadを使うと話をしやすくなることも知りました。
テクノロジーによって、生活が変わるとヨハは言います。
「これまではあまり話すことができなかったのに、iPadを使ってみると、たくさん話が出来ました、それは本当にうれしい経験でした。」
ヨハは、集中できる時間が短い発達障害の子どもにあわせた、iPadタイムという時間を設けて、生活するのに役立つ目に見えるゴールを設定して、生徒にタブレットを利用してもらいます。
父親のジリアン・アームストロングはこう言います。
iPadを使うことで、特別支援教育クラスの授業での生徒それぞれに発生する学習のギャップを埋められるだけでなく、生徒たちがまとまるのです。
というのも、特別支援の生徒たちは使える技術をもっていて、使うことが好きだからです。
「生徒たちがまとまる。というのは、問題行動を起こす子どもがいなくなるのです。外に出て行ったり、つばを吐いたり、蹴ったり、物を投げたりする子がいません。
それは本当に、皆がiPadのエキスパートになったようです。」
社会的なやりとりや日常生活でのスキルが向上したこの実践は、ヨハの学校のクラスの中だけのことでは、もうなくなりました。
ヨハはノースウエスト発達障害カンファレンスにて発表を行いました。
(出典・画像:米KEPRtv)
Appleが発達障害の方に役にたっている動画を公開していましたが、
僕に心があることをわかってくれない
今回は特別支援教育の現場でも役になっているという話です。身近に手に入る技術が、こんなに役にたっていることは本当に素晴らしいです。
技術はもとより、先生との関係も重要です。
連絡帳に書いた先生に知ってほしいこと
(チャーリー)