- 発達障害を持つ人は周囲からどんな偏見や誤解を受けるのか?
- 発達障害を持つ人はどのような困難を抱えているのか?
- 発達障害を持つ人への理解と支援はなぜ重要なのか?
10歳の少年が作成した、発達障害児への偏見と戦う動画が多くの人に見られています。
発達障害があるハリソン・コールは、他人がもつ悲しい間違いを、カードを使ってそうではないと訴えてきました。
たびたび、乱暴で汚くて、トラブルメーカーだと彼は言われてきたといいます。
それは、彼の状況を理解していなかったからです。
ハリソンが出演するこの動画は、ネットで50,000以上もシェアされています。
39歳の母親のコールが言います。
「人から何かを言われることがこれまでに何度もありました。ハリソンは怖くなっていました。
ある女性からは、痛くなるほど叩いて教えなさいと言われました。発達障害について何も理解していないのです。
そういう人たちは、勝手なことを言います。息子はただの子どもだというのに。
息子に罪はありません。」
ハリソンは、ADHDと診断され、一年後には自閉症とも診断されました。
それは、感情を伝えることが難しく、集中ができない、音や人の集まりにとても敏感であることを意味します。
ハリソンの動画では、バカでトラブルメーカーと言われ悲しくなったことをカメラに語っています。
あるカードにはこう書いてあります。
「僕の発達障害は治らない。助けを借りて、僕はうまく障害とやっていきたい。なので、みなさんも僕を受け入れてください。」
母親がこの動画をFacebookに投稿すると、オーストラリアやアメリカでたくさんの人たちがこれを見ました。
「こんなに反応があるなんて信じられませんでした。ハリソンはいつも何人が見たのか聞いてきました。」と母親が言います。
「たくさんの人たちがメッセージをくれました。ハリソンは素晴らしい、既にうまくやっているよと。
ハリソンをミスター発達障害と呼ぶことにしました。発達障害とファンタスティック!の二つに気持ちを込めて。
そして、彼の動画は本当に素晴らしいと思います。」
動画では、ハリソンの母親のコールが2014年から始めたノースアンバーランドの発達障害者チャリティへの支援も呼びかけています。
コールの5歳のもう一人の息子、ビューも発達障害と診断をされました。そして、このチャリティをはじめました。
「このノースアンバーランドの場所では、何の支援もありませんでした。同様な他の親子をほうっておくことはできませんでした。
このチャリティを始めると、400人を超えるメンバーが支援に集まりました。
ハリソンには多くの友達ができました。もう昔とは全く違います。もうそれは、大きな違いです。」
(出典・画像:英chroniclelive)
たくさんのシェアをされて、お母さんやハリソンには本当に励みになったと思います。
SNSのよさですね。
こちらの家族もSNSで悪いことと良いことを経験しました。
ドライバーを恐怖させた不気味なピエロ
(チャーリー)