- ロボット開発において発達障害の子供たちにどのような支援が提供されているのか?
- ロボットを使って子どもたちの学習を助ける方法はどのように進化してきたのか?
- これからもっと良い世界を目指してロボット研究を続けることができるのか?
双子の兄弟がロボット開発で発達障害の子どもへの支援を行っています。
ニック・カーバーとダン・カーバーは米レイクランド大学で空いた時間はロボットをいじって楽しんでいました。
「夏休みや冬休みには、家に持ち帰ってロボットをいじっていました。」
双子の兄弟はロボットを使って発達障害の子供たちを助ける方法を思い付きました。
そして、子どもが学習するのを手助けできるようにロボットのプログラムを組みました。
このロボットは、人を認識し言葉も持っています。
双子の兄弟は人と一緒にゲームで遊べるようにもしました。
「子どもたちの行動に反応する、インタラクティブで楽しいロボットにしました。」
双子の兄弟が大学で学ぶコンピュータ・サイエンスのシンディー・リンドストーム教授はこういいます。
「彼らは、ロボットが自ら学ぶAIのプログラムを作成しました。
そのロボットは学習するんです。」
今双子の兄弟は、ロボットに感情を教えようとしています。
「教室にいても、まわりの人たちとのコミュニケーションに困難をかかえてしまう発達障害の人たちがいます。
このロボットはそうした人たちを助けるものになるはずです。」
ロボットは、発達障害の人たちの学習を支援するツールになる可能性をもっています。
ダンはこういいます。
「私は世界をもっと良いものにしたいと考えています。
できるだけ、たくさんの人たちの役に立ちたいと思っています。」
もうすぐ大学を卒業します。
「フルタイムでこのようなロボット研究を続けられることを希望しています。」
(出典・画像:米TMJ4)
派手ではない、こうした地道な取り組みが技術の進展を支えています。
発達障害の子を助けてくれるロボットもそうです。
特にこのAI、ソフトウェアについてはこうした試行錯誤のかたまりです。
自閉症など発達障害の子を助けるロボットのNAOに会いました
(チャーリー)