- スクールバスに乗ることに対する家族の悩みや不安はどのようなものだったのか?
- マイルズが新しいことに抵抗する理由は何だったのか?
- マイルズの家族にとって、ウォレイとスペンサーがどのような存在だったのか?
マイルズはお母さん、お父さん、そして弟のニコといつも一緒にいます。
マイルズは発達障害です。
お母さんのシャノン、そして父親のリッチはずっとマイルズを介助してきました。
マイルズをスクールバスに乗せて通わせるという判断をすることは簡単なことではありませんでした。
「うまくいくとは思えなかったんです。」
そうシャノンは言います。
マイルズはこれまでと違う新しいことをすることを嫌います。
おもちゃで、スクールバスに乗る練習もしてきました。
乗せる決断ができたのは、ロバート・ウォレイのおかげです。
ロバートと補佐をするジンタ・スペンサーが家族を助け、安心させてくれました。
「ウォレイさんが私に電話をくれました。
20分間ほど話をして、マイルズを介助するつもりなので安心してほしいという内容でした。」
ウォレイとスペンサーは、家族の本当に恩人となりました。
マイルズは今ではスクールバスで登下校することができています。
母親のシャノンはこういいます。
「息子のマイルズは毎朝、バスはどこにあるのと質問をしてきます。
見つけると走っていきます。とても幸せそうです。」
音楽を聞いたり、ゲームをしたり、ちょっとお菓子を食べたりして、マイルズはバスに乗っている間、楽しく過ごしています。言葉も多く出てくるようになりました。
バスでの楽しい時間のおかげで、学校での勉強にもよく取り組めるようになりました。
マイルズの家族は、バスのウォレイとスペンサーに本当に感謝をしています。
「毎日、マイルズの家族たちと話すことは私達にとっても素晴らしい時間です。
本当にやりがいがあります。」
ウォレイもそう言って喜んでいます。
スペンサーは涙を流しながらこう言いました。
「私たちがしていることを家族や多くのみなさんに理解してもらえていることに本当に感謝をしています。」
マイルズの家族はこれからも困難に直面することがあります。
しかし、二人がマイルズと一緒にいることが心の支えにもなっています。
(出典・画像:米nbc12)
うちの子もずっとスクールバスにお世話になってきました。
運転手さん、添乗員さん、毎朝快く迎えてくださいます。
うちの子だけでなく、私もいつもあたたかな気分になって、私も助けられているようにいつも思います。
本当にありがとうございます。
発達障害の子にバスを安全に待っていられるようにと贈られたバス
(チャーリー)