- 発達障害の診断を受けることにはどんなメリットがありますか?
- 子どもが発達障害と診断された場合、どのような支援を受けることができますか?
- 発達障害の診断を受けることにためらいを感じる理由は何がありますか?
私は息子が発達障害と診断をされたとき、驚くことはありませんでした。
そう思っていたので、そう診断されるのを期待していたところもありました。
私はその日、涙を流しました。
それは悲しかったからではありません。本当にほっと安心したのです。
正式に診断をされることは大きなことです。
それはその後、より良いサポートを受けられるようになるからです。
私は息子がそう診断されたことに感謝をしています。
私がそう思うことをおかしく思う人が多くいるかもしれません。
子どもたちにレッテルを貼るのは良くないと考える人や、発達障害を否定的なものとして考える人は特にそう思うはずです。
しかし、正式に診断されたことは今後の学校など息子がよりよい支援にアクセスできるのを助けてくれます。
また、正式に診断されることで息子を理解してもらうための説明がしやすくなります。
感覚過敏についても理解されるはずです。
息子は、読み書きは幼児なみです。話すことにも困難をかかえています。
他の人たちも息子が世界をどのように処理をし見ているかを理解することができるようになります。
そして、息子が学びやすくできるように配慮されるようになります。
私は息子が発達障害と診断をされたことに感謝をします。
公的な経済支援も受けることができます。
これから続く、療育にかかる費用を軽減してくれます。
発達障害の子どもを育てるには、お金がかかることもあるからです。
そして何より、息子が発達障害と診断をされたことは、私を変えました。
私を間違いなく強くしてくれました。私は学びました。
息子が発達障害と診断されてから、発達障害の人たちについて知り、ニューロダイバーシティについて知り、発達障害の子への療育方法を知り、一般人として発達障害の子をよりよく育てられるようになったはずです。
学んできたことで、私は息子をこれまでよりも理解できるようになりました。
これから大人になっていくために、私は必要なサポートができます。
そして、私は寛容になりました。
私たち、人間は一人ひとり世界を違ったように見ています。同じではありません。
なので、その人が必要とする時間の分だけ待ちます。サポートもします。
何らかの理由で、あなたが自分の子どもに発達障害について診断を受けさせることを躊躇しているのなら、きちんとした診断をされることに、こうしてたくさんのメリットがあることを思い出してください。
きっと、感謝することになります。本当です。
(出典:カナダCBC)(画像:Pixabay)
私も本当に感謝をしています。
診断をされる前、約1年ばかりうちの子は保育園に通いました。
迎えにいくと、いつも1人だけ教室の片隅にぽつんと座っていました。行くのもとても嫌がっていたように思います。
その度に、何時間もこうしてずっと独りを感じて、過ごしていたのだと思うと辛く申し訳なく涙が出そうになりました。
発達障害、知的障害と診断をされてからは、ママといっしょに子ども発達支援センターに通うようになりました。
それからは親子ともにニコニコして過ごせるようになりました。そうして特別支援学校へ進学し今に至ります。
公的な支援、支援してくださった方々、先生たちには本当に感謝しかありません。
私はうちの子が障害と診断をされたことは本当によかったと思っています。
知的障害の兄は恐ろしいほど最高で恐ろしいほど恐ろしかったが
(チャーリー)