発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の少年は一人ひとりを尊重するダンス学校で大きく変わる

time 2019/02/08

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の少年は一人ひとりを尊重するダンス学校で大きく変わる
  • 自宅で学習することで、オリーはどのように変化したのか?
  • ダンススクールでの経験が、オリーにどのような影響を与えたのか?
  • ストリートファクトリーの5つの価値観は、オリーにとってどのような意味を持ったのか?

オリー・ベニングは、2年前まではひどい状況でした。
学校から帰ってくると、うでにいつもひどい言葉が書かれていました。
自分で感じたことを書いていたのです。自分の人生をうらみました。
オリーは発達障害です。
学校ではいじめられていました。
みんなと違うというのが理由でした。
学校から帰ってくると、家族に向けて怒りをぶつけていました。
オリーの母親であるエマは、学校に行かせることをやめて、自宅で学ばせる決心をしました。
そして、オリーに自分に自信をもってもらうのに役立つことを探しました。
ダンススクールがそれでした。
d3
オリーは小さな頃からダンスが好きでした。
最初のころは踊ることも難しいものでしたが、今ではダンススクールのストリートファクトリーで教える側の一人になっています。
「ここに初めて来たときには、誰の顔を見ることもできませんでした。
ずっと、ソファに座っているだけでした。
しかし徐々に、他のダンサーたちと関係を築くことができました。
オリーは彼らが信頼できるとわかってからは、自由に自分自身になることができました。
オリーを変な目で見る人は誰もいませんでした。
今ではたくさんの友だちがここにいます。
本当に素晴らしいことです。」
d1
トビー・ゴニアックが妻のジョーとダンススクールのストリートファクトリーを運営しています。
他のダンススクールとは違うところがあります。
5つのことを大事にしています。
尊重、平和、愛、一緒、楽しむこと、です。
ここストリートファクトリーでは、誰も変な目で見られたり、いじめられたりすることはありません。
みんな、それぞれ、一人ひとりが尊重された存在です。
トビーはこう言います。
「私たち一人ひとり、何かの天才なんです。
ただ、多くの人がそれを発見できていないだけなんです。」
オリーはここで変わりました。
オリーはダンスをして飛び跳ねています。
「今、オリーは新しいダンスに取り組もうとしています。
仕上げるのに、これから4ヶ月がんばるはずです。
オリーの物語はこれからです。
オリーは成長しました。
芸術家として、パフォーマーとして成長し、次に行うべきこともわかっています。」
オリーは、世界中からわずかに選ばれた一人として、4ヶ月後に行われる発達障害の人たちのイベントでダンスを上演することが決まっています。
(出典・画像:英itv
うちの子も小さな頃から踊るのが好きです。
もちろん、ちゃんとした踊りやダンスではありません。ただ、体を楽しそうに左右に動かすだけです。
それでも、本人も見ている私も、いつもとてもうれしくなってしまいます。
あの発達障害の女の子にもまた来てほしい。母が始めたダンス教室

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。