- 他人の感情や考えを理解することに苦労している発達障害をもつ子どもたちに、ヨガはどのように助けになるのか?
- ヨガを通じて自己表現や感情コントロールが向上することで、彼らの日常生活にどのような変化がもたらされるのか?
- 発達障害を持つ子どもたちにヨガを教えるカーリー・トーマスは、子どもたちにヨガを通じて何を望んでいるのか?
発達障害の子どもたちは他の人が何を考え感じているのかを伝えたり理解したりするのに苦労しています。
そして、自分自身を表現することにも困難をかかえています。
あるヨガスタジオが、発達障害の7歳のファリン・ヤンセンをそうした困難から助けようとしています。
ファリンはこう言います。
「私はヨガが大好きです。
私が怒っていても、幸せな感じになれるからです。」
瞑想や呼吸法、ヨガのポーズを学んでいます。
ファリンの母親のステイシーは、ここで学ぶことがファリンの感情のコントロールやコミュニケーションの困難に対する助けになっていると言います。
「ここで体を動かすことは、精神的にも肉体的にも身体を助けてくれています。
娘はとても落ち着けるようになりました。
自分の中に頼りになれるものを持ちました。
それで、幸せになったように私には思えます。」
ファリンはこれまで新しいことに挑戦するこにはずっと躊躇してきました。しかしこのヨガについては今では大好きなものになったと母親のステイシーは言います。
「今では、ここに連れてくるのは娘のファリンなんです。私が連れられて来るようなものです。
私も幼い頃に不安やうつに苦しみました。そして30年ヨガを続けてきました。
娘にヨガを習わせたのは、そんな理由があるからです。」
ファリンはヨガを6ヶ月続けてきた頃から変わり始めたといいます。
「娘のファリンは自分の感情を表現するようになりました。
また、人の感情もわかるようなってきたんです。
娘は、落ち着いて自分を伝えることができるようになりました。
それは大きな変化でした。」
発達障害の子どもたちにヨガを教えるカーリー・トーマスはこう言います。
「私は子どもたちとこうしてヨガをすることが大好きです。
成長に役立てることがうれしいんです。
私は子どもたちが大好きです。
子どもはとても純粋で、開放的です。
心の中に、平和を築き、落ち着けるようになった姿を見ると素晴らしい気持ちになります。」
(出典・画像:カナダCHAT NEWS TODAY)
静かに、ゆっくり。
それができるようになっただけでも、ずいぶんの進歩になると思います。
ヨガのポーズなど真似ができるようになれば、それはそれは成長につながっていくのでしょう。
発達障害の子どもたちへの瞑想、マインドフルネスのメリット
(チャーリー)