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発達障害の高校生が発達障害の子どもに作る「重いとかげ」

time 2019/01/24

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の高校生が発達障害の子どもに作る「重いとかげ」
  • 発達障害の子供たちを落ち着かせるためにどんな方法が有効ですか?
  • 重いぬいぐるみが発達障害の子供たちにどのように役立ちますか?
  • 発達障害を持つ人がその経験をいかして他の人を助ける方法はありますか?

高校生のジャレッド・バーデンは発達障害である自閉症スペクトラム障害の子どもたちを助けるプロジェクトに取り組んでいます。
ジャレッド自身も発達障害です。
発達障害の子どもたちは何が好きで、何がきらいなのかがわかります。
「僕は自分がアスペルガー症候群である経験をいかして、他の子どもたちの役に立ちたいと考えていました。
そして、自分の役に立った物を、他の子どもたちにも作って役立てようと思いました。」
ジャレッドは、発達障害の子どもたちの感覚に役に立つトカゲの重いぬいぐるみを作っています。
両親の助けも借りて、このプロジェクトに取り組んでいます。
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感覚に配慮したものは、発達障害の子どもたちが自分をコントロールできるようにすることを助けます。
現実世界で、過ごしやすくするのに役に立ちます。
ぬいぐるみのトカゲは、カラフルな生地でできていて、中にはビーズが詰められていて重くしてあります。
重さは約2kgあります。
重みが、落ち着かせてくれることを経験したジャレッドはそれをトカゲのかたちにしたのです。
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「トカゲの布は、たくさん試したなかで、僕が気に入った感触のものになっています。」
これまでに、このトカゲを作るプロジェクトに40人ほどの人たちがボランティアで協力してくれています。
「パニックを起こしてしまう子どもたちに、療法士がこのトカゲを持っていきました。
すると、すぐに子どもたちは落ち着きました。」
この重いトカゲは好評で、これまでに83個作られています。
ジャレッドの母親はこう言います。
「私たちのWebには、欲しいという依頼がたくさん来ています。」
(出典・画像:米MORNING SUN)(画像:Facebook
重みが安心させてくれるのに、本当に役に立つのですね。
ますます、たくさんのとかげがこれから生まれていくのでしょう。
発達障害の女性が考えた発達障害の方向けのアクセサリ

(チャーリー)


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