- 自分の特性を生かしてどのような方法で他の人に何を伝えたいのか?
- 人々からの好意的なコメントや支持にどのように対応しているのか?
- 将来的な目標や夢に向かってどのような取り組みをしているのか?
発達障害の青年が自分の暴力的な衝動をコントロールしようとWebサイトをはじめました。
料理やメイクのしかたを紹介するそのWebが現在ではカルト的な人気になっています。
20歳のマーカス・ミッチェルは、16歳のころには何度も独房のなかで晩を過ごしたこともあります。
アスペルガー症候群と強迫神経症(OCD)のために、つらい10代の頃を過ごしたマーカスはネットを始めました。
現在ではマーカスのFacebookページには約10000人のフォロワーがいて、たくさんの好意的なコメントが書かれています。
マーカスは、
「違うことを示して、自分のような発達障害の人たちが素晴らしく、そしてユニークな存在であることを伝えたい」
そう考えています。
「僕の母が手伝ってくれました。
僕はメイクが大好きなんです。なので、Facebookページでその方法を伝えることにしたんです。
始めてすぐに1つの投稿が、ものすごく人気になりました。
信じられないことでした。
それから、どんどん人気になって、
僕は自分の人生、家族、そして発達障害について書くようにもなりました。」
そして、マーカスはメイクだけでなく料理作りも大好きです。
さらにたくさんの人に見てもらいたいと、料理の作り方も投稿するようになりました。
「マーカスと一緒のキッチン」というシリーズを始めました。
ライブ動画を行うと、視聴回数は3万にもなります。
「これは、自分の発達障害への治療方法のようなものです。
たくさんの人から好意的なコメントをもらって、とても人気になりました。
変な人ともいわれることはありますが、気にしません。」
マーカスのこれからの目標は、さらに人気を集めて商品の販売も行うことです。
マーカスはこう言います。
「僕は発達障害です。治ることはありませんが、こうして活動することで困難を乗り越えて、自分をコントロールできるようになりました。」
(出典・画像:英Cornwall Live)
簡単に発信ができるようになりました。柔軟に考えられる人も増えてきていると思います。
好きなことを見つけたら、ますます大好きになって、こうして発信すれば、人生を助けてくれるものになると思います。
お母さんもそう思われて、応援したのでしょう。
そして、メイクでこんなに変わるものなんだとあらためて思った次第です。
ジェットコースターが発達障害の子と親の世界を変えてくれた
(チャーリー)