
- 知的障害者は起業することができるのか?
- 知的障害を持つ人々が自立するためのビジネスプログラムは存在するのか?
- 知的障害のある人々は社会に貢献することができるのか?
社会に貢献することができないかと知的障害の人たちが情熱をもって革新的に取り組んでいます。
新たにはじまった18ヶ月に渡るこのビジネスプログラムは、
知的障害の人はビジネスを考えたり、行ったりすることはできないという考えを打ち破ろうとするものです。
19歳のマイケル・ピアードはすでに起業しています。
マイケルの目標は、自らの自立だけではありません。
「将来、人を雇用します。そう考えています。」
洗車の仕事を経験し、そのあとはマクドナルドで働きました。そして現在はスマホ向けサービスの事業を始めています。
「僕は車を洗って、磨きました。僕は車が大好きなので、車の仕事が好きなんです。」
マイケルは、今回のプログラムに参加して、マーケティング戦略を学びたいと考えています。
「すばらしい経験を今しています。目標はまだまだ遠いですが。」
21歳のジョナサン・ブリッジは自分の興味やスキルにあった職業や訓練の機会を見つけることがなかなかできません。しかし、自分の夢が持てる仕事をしたいと考えています。
「僕はゲームが大好きです。開発をしたいんです。
しかし、うまく学ぶことができませんでした。」
友だちとボードゲームをする機会があって、ジョナサンは思いつきました。
「ボードゲームの開発に取り組もうと思いました。
一緒に遊べて、友だちもできるからです。」
ジョナサンは一緒に遊ぶ友人たちと考えながら作っています。
「みんな一緒に遊ぶのが大好きなんだとわかりました。
チームを組めるようにすると、誰もが楽しく競う体験ができるんです。」
政府からの資金援助を獲得し、この知的障害の人たち向けのビジネスプログラムを提供する、ベス・イネスはこう言います。
「私はこうした知的障害がある人たちは、それは身体障害のある人たちよりも、ビジネスを行えないと大きく誤解されていると思っています。
だからこそ、始めたんです。
知的障害の人たちは、他の人たちと同じような就業機会はありません。
一方で、そうした障害があるからこそ、他の人たちが思いつかないようなアイデアを生むことだってあるはずです。」
現在は清掃の仕事をしている33歳のアンパロ・モーガンはまだ具体的なビジネスのアイデアにはなっていませんが、他の家庭で飼われているペットたちを見守るような仕事をしたいと考えています。
「私は動物が大好きなんです。」
このビジネスプログラムを卒業する頃には、みんな自分たちのビジネスの売り込みを始めるはずです。
(出典・画像:英HERALD)
起業してうまくいくことはもちろん簡単ではありません。
しかし、せっかく違うのだからこそ、他の人と同じことをできるようになろう、そして企業に就職しよう、とする訓練ばかりでなく、こうした「違う」ことを思う存分に発揮してもらい、違うことを価値化して食べていく、こうした起業支援がもっとあってもいいと思います。
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(チャーリー)