- 発達障害や自閉症スペクトラム障害の子どもたちが安全に遊べる場所を見つける方法は?
- 発達障害や自閉症スペクトラム障害の子どもたちが利用できる専用の時間を設けることは可能か?
- 発達障害や自閉症スペクトラム障害の子どもたちの家族同士でつながる場所や機会はあるか?
クリスティン・アースがその電話をとりました。
電話をけたローリー・プラントはおいのビュー・ガバルドンのためにスポーツジムを借りることができるかたずねました。
ビューは発達障害、自閉症スペクトラム障害です。
暗い照明、静かな音楽、うるさくない環境を求めます。
クリスティンはローリーがスポーツジム全体を一人のために借り切ろうとすることを最初は奇妙に思いましたが、発達障害の子どもたちが安全に自由に遊べる場所を見つけることが難しいことを、電話での話を通じて知りました。
そして、クリスティンは上司に自閉症スペクトラム障害の子どもたちのため専用の時間を週に1,2回スポーツジムに設けてみることを提案しました。
「私はただそうすることを望みました。
発達障害の子どもたちが、ここで必要とする時間を過ごす光景を頭の中に見ていました。
それを実現したいと興奮したんです。」
そうクリスティンは言います。
そして実現しました。
自閉症スペクトラム障害の子どもたちをこのスポーツジムに迎える時間を設けることができました。
9歳のオリバーは、障害物のコースを楽しんでいます。
7歳のポーは、トランポリンで飛び跳ねています。
10歳のハンナは、兄と一緒になって「すごく楽しいもの」で遊んでいます。
「本当に楽しいんです。」
6人の子どもたちが、照明を落としたスポーツジムでエネルギーいっぱいで遊びました。
あの電話をかけてきたアースのおい、ビュー・ガバルドンの母親はこういいます。
「自由に過ごせる場所ができて、本当に素晴らしいと思います。
まわりに遠慮したり、謝ったりする必要がないんです。」
この場所は、発達障害の子をもつ親同士がつながる機会も与えてくれました。
「話せるんです。
親にとっては素晴らしい休息となります。
他の親たちとつながれるんです。」
(出典・画像:米THE Durango HERALD)
本人はいつもより快適に遊べて、親もまわりを気にすることがない、そんな遊び場うれしいですよね。
既存の遊び場もこうして、時間を設けるだけでそうできるんだと多くの人に知ってもらえればと思います。
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(チャーリー)