- 夢や幻想の中で人々は心をつなぎ、何が可能になるのだろうか?
- 発達障害を持つ子どもたちが、他者との交流や友情を通じて得られるものは何だろう?
- 現実とフィクションが交差する瞬間、人々はどんな感動を覚えるのか?
シンデレラの話を知らない人はいないでしょう。
魔法使いの助けなどがあって願いを叶えて、王子様と幸せになります。
しかし、Facebookに投稿されたシンデレラは、シンデレラ自身が魔法使いでした。
発達障害の小さな女の子の夢を叶えたのです。
発達障害の5歳の女の子、レイラ・レスターはアクロン・フォールズ公園で、再びシンデレラに会うことができました。
「ほら、シンデレラ、シンデレラ!」
レイラの母親、ジェシカがそう言います。
レイラがシンデレラと思っている女性は、結婚をして綺麗なドレスを来て新郎と写真を撮っていたオリビア・スパークです。
あのときの写真を撮影していたニコール・ウィッキンズはこう言います。
「誰も知らない女の子が近づいてきたので、写真を撮るのをやめようかとも思いましたが、撮影しました。」
この写真は、小さなレイラの楽しい美しい瞬間を捉えてくれたと母親のジェシカは言います。
発達障害のレイラは元気いっぱいですが、人との交流がいつもうまくできるわけではありません。
しかし、シンデレラはレイラにとっては知らない人ではなかったようです。
「娘のレイラは、お姫様が大好きなんです。
シンデレラの女性は、娘と仲良くしてくれました。娘に質問をしたりして話してくれていました。
娘のレイラはすぐに彼女のことが大好きになってしまったんです。」
この瞬間は、シンデレラとなったオリビアにとっても特別なものとなりました。
「すごく私のことをほめてくれたんです。私のことをお姫様だと心から思ってくれていました
うれしくて涙が出ました。本当にうれしかったんです。」
しかし、結婚式の写真撮影に戻らなければなりませんでした。
オリビアと残念そうな発達障害のレイラがこう話しているところが動画に残っています。
「舞踏会に向かう途中なの、行かないと。」
「さようなら、舞踏会を楽しんでね。」
結婚式が終わってから、オリビアは写真を共有したいレイラとの写真をFacebookに投稿しました。
多くの人にシェアされて、レイラと再会するのに時間はかかりませんでした。
そして、オリビアとレイラは再会したのです。
オリビアは、自分のことをシンデレラと呼んでくれるレイラにたくさんのプレゼントも持って、レイラと再会することができました。
しかし、レイラにとってはあのときシンデレラに会ったことが、一生忘れることのない素晴らしい何よりのプレゼントとなりました。
レイラの母親のジェシカはこう言います。
「現実にシンデレラがいるとしたら、それはオリビアのことですね。
オリビアは本当に親切で優しい人です。
わざわざ、レイラにまた会いに来てくれるんですから。」
この出来事をたくさんの人たちが知りました。
そして、これもレイラのこれからの人生を助けてくれる、魔法の力となりそうです。
レイラたち家族にディズニーワールドへの旅行をプレゼントしようとクラウドファンディングが有志たちによって始められているのです。
(出典・画像:米WIVB)
ちょっとした出会い、出来事が一生の宝ものになることもあります。
外に出ていきましょう。
また、こんな機会を作るお手伝いができるときには、あなたもぜひ。
発達障害の息子に友だちができた瞬間
(チャーリー)