- 洗車が発達障害の人にとってなぜ好きなのか?
- 発達障害の人が洗車場で感じる喜びとは何か?
- 発達障害の人が洗車場で働く機会を作ることの意義は?
洗車場に行くときの目的は多くの人にとってはとても簡単です。車を洗うことです。
しかし、発達障害の5歳のジュード・ルーディスにとっては、車に洗剤を水をかけるだけの場所ではありません。
ジュードは、これまでの数ヶ月の間、毎日のように洗車場に来ています。
ジュードは、洗車機の中に車が入っていくときの体験が大好きです。
なので洗車をするのです。どんなに車がきれいであっても。
父親のブランドンは、息子が大好きであること、息子にとってどんなに素晴らしい機会になっているのかこの洗車場を運営しているミント・スマートウォッシュ社に伝える機会がありました。
「私の息子はとにかく洗車が大好きなんです。ほとんど毎日のように洗車をしていると言ったんです。
どうして、そんなに来ているのかと質問されたので、
息子が発達障害であること、洗車が息子を落ち着かせて、喜ばせてくれることを伝えたんです。」
ミント・スマートウォッシュ社は、ジュードの洗車に対する喜びを知り、ジュードにミント・スマートウオッシュ社の名刺を作って贈りました。
父親のブランドンはこう言います。
「贈られた名刺に、ジュードはミント・スマートウォッシュのロゴが入っているのを見ていました。
すると、名刺にテープをはって、自分のシャツの胸に着けたんです
そして、家のまわりを歩きました。
こう言ってくれました。『お父さん、僕、洗車場で働く。」
もう、本当にうれしく思いました。」
そして、ジュードにミント・スマートウォッシュのTシャツも贈られました。
ジュードも驚いていたようでした。
今、ジュードはミント・スマートウォッシュ社の名誉アシスタントマネージャーに就任しています。
「本当に、うれしいことです。
どんなにジュードや私たちのことを考えてくれたのかと思うと。」
そう母親のホープは言います。
「こうして息子のことを理解して、受け入れてくれたことは、本当に大きなことなんです。」
地元の発達障害者の支援団体のサラ・ビルブランによれば、洗車が好きなのは、ジュードに限ったことではないといいます。
「発達障害の人の多くは、洗車場は好きでしょう。
発達障害の人たちが好んでいるものとして、有名なんです。
スポンジのたくさんの色が見えたり、ホワイトノイズのような音が、好まれている理由です。」
ミント・スマートウォッシュのゼネラルマネージャーのシャド・ネルソンは、支援団体に呼びかけ、発達障害の人たちに洗車場を楽しめる機会を設けようとしています。
「ツアーをしようと思っています。
発達障害の人たちと一緒に車に乗って、何度も洗車をするんです。
素晴らしいおもてなしができるわけではありませんが、そうしたことができると思います。
私たちができるのは、洗車だけなので。
洗車機を通ることで、誰かの助けになるのであれば、私たちにとってもとてもうれしいことです。」
ジュードのおかげで、父親のブランドンの車はいつもぴかぴかです。
(出典・画像:カナダGlobal NEWS)
洗車機で車を洗う時には、うちの子だけでなく、うちでは家族全員が盛り上がります。
左右上下から、水や洗剤がすごい勢いでこちらに向かって飛んできて、回転するブラシが迫ってくる。
こう書いていると、あのそわそわした感覚を思い出します。
車を洗いに行こうと思います。
発達障害の息子だけでない働ける機会を創る
(チャーリー)