- 発達障害があっても運転免許を取得することはできるのか?
- 運転を学ぶ際に発達障害のための特別な支援プログラムはあるのか?
- ドライブシミュレータは発達障害の若者にどのように役立つのか?
米テネシー州のヴァンダービルト大学では、発達障害の若者が運転免許をとるための支援プログラムが研究されています。
ADHDとアスペルガー症候群のブランドン・ロバーソンは16歳。
ドライブシミュレータは、彼の反応を目のわずかな動きや心拍数で捉えています。
発達障害の若者は視線が固まりがちで、時には走っている時に目に入る光をずっと見てしまうということがあります。このドライブシミュレータによる支援プログラムではそういったことに考慮がなされています。
この支援プログラムを通じて、ブランドンは運転免許を取得することができました。
この支援プログラムによって明らかになったことは、国中の運転免許への教育にいつの日にか活かされて、発達障害の若者が自立するのに役立つようになるはずです。
ブランドンが言います。
「車を運転して外に行けるようになるなんて想像することもできませんでした。本当に驚きです。」
(出典・画像:米NBC News)
自動車運転は本当に楽しくて、自分の世界も広げてくれます。適切な支援を受けて、多くの方が安全に運転できるようになるのは素晴らしいですね。近い将来は運転免許の必要もなく完全な自動運転車も出現するとは思いますが、乗るだけでなく、自ら運転するという行為はずっと好まれて、必要ともされるはずです。
テクノロジーが発達障害の方を支援する例は他にもあります。
発達障害児向け 表情読み取りめがね
(チャーリー)