- 1. ロバたちは人々にどんな癒しを提供しているのか?
- 2. ロバたちが持つ力や魅力は何か?
- 3. ロバとの交流が、なぜ特に知的障害のある人たちにとって意義深いのか?
世界の多くの場所でロバは荷物運びなどに活躍をしていますが、ドンキー・パークでの仕事は多様な人たちにやすらぎを与えることです。
ドンキー・パークはIBMでソフトウェアエンジニアとして働いていたスティーブ・スチュアートが作りました。
獣医学校に通う娘から、ロバについて聞いてからロバが大好きになりました。
そうして、ロバが人と交流し、落ち着くことができる機会を提供することに今は人生を捧げています。
「ロバは、本当の自分と共鳴してくれるんです。
ロバは弱気になっていた私がこうすることも応援してくれました。」
スチュアートは、米ニューヨーク市のアルスターパークの自宅に0.6ヘクタールのミニ牧場を設けました。
11頭のロバやシマウマとロバの交配種がいます。
スチュアートはロバたちを学校、施設、発達障害の子どもたちのイベントにつれていきます。
また、スチュアートがロバの育て方を教えたり、ロバと一緒にハイキングをするグループには800人も入っています。
「ロバたちは、人がかかえているストレスを吸収してくれるんです。
多くの人たちが、一緒に長い時間歩きます。
ここにくれば、みんなストレスが解消していますよ。」
イングランドを本拠地とするドンキー・サンクチュアリでは、発達障害や心の問題、病気をかかえた子どもたち向けに、ロバによる支援プログラムを提供しています。
「私たちは外傷を治すことはできません。しかし、これから生きていくのに必要な力の成長を支援しています。」
そうドンキー・サンクチュアリのキャロン・ウェリーは言います。
ロバは賢く、愛情豊かだそうです。
「ロバが蹴ったり、噛んだり、言うことを聞かないと思っている人もいますが、全くそんなことはありません。」
毎週、知的障害がある人たちのグループがドンキー・パークにやってきます。
ロバにブラシをかけてあげたり、一緒に障害物をよけながら歩いたりします。
ロバたちは腰ほどの高さしかありません。すぐに知的障害がある人たちに近づいて、長い耳やおしりを寄せていました。
支援グループのトム・カッサブームはこう言います。
「知的障害の人たちは、ここに来るとリラックスできます。
ロバたちは、とてもフレンドリーで落ち着いて接してくれています。」
ドンキー・パークはNPOとして認められていますが、現在、スチュアートは自分の貯金を切り崩して、ロバの世話などにかかる費用をまかなっています。
「ロバたちのサービスは全部無料にしています。」
パッチ・ラングレンはロバとのハイキングが大好きです。
定期的にドンキー・パークでボランティア活動を行っています。
「ここには優しいエネルギーが満ちているんです。
私はいつもここで、本当によい気持ちになります。
ストレスがたまっているときほど、気分がよくなります。
本当に私もロバが大好きです。」
(出典・画像:米NEW YORK POST)
ロバは小さいのに力強くて、そしてかわいい顔をしていて、私の小さな頃の夢はいつかロバを飼うことでした。
ロバなんていたら、うちの子もにこにこ仲良くなるんではないかと思います。
しかし、実際は犬や猫を飼うこともできてはいません。。
ロバはやはり、人を助けてくれて素敵な動物ですね。
ロボットペットが発達障害の人も助け、大きく活躍をし始めている
(チャーリー)