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親たちが作った発達障害の子どもたちが自由に自分になれる場所

time 2018/08/13

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

親たちが作った発達障害の子どもたちが自由に自分になれる場所
  • このジムは、発達障害の子どもたちにどんな施設や遊具が提供されているのだろうか?
  • ジムを考えた親たちは、どのような背景や理由からこの施設を作ろうと思ったのだろうか?
  • このジムを利用する子どもたちは、どのような変化や楽しみを感じているのだろうか?

オーストラリアで初めての発達障害の子ども向けの感覚に配慮されたジムがオープンしました。
発達障害の子どもたちが、自由に自分になれる場所です。
このジムには、小さな子どもで乗ることができるジップラインをはじめとしたたくさんの施設遊具、ブランコなどがあります。
これらはすべて作業療法士によって特別に設計されてものです。
カウンセリングを受けられる部屋や、落ち着くために休める「静かな部屋」もあります。
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発達障害のディグビーの母親であるサリー・ジョンソンがこのジムをオープンしました。
「息子のディグビーが2,3歳になると感覚の問題や他の子どもとは違った行動に対する周囲の目があり、私は遊び場に連れて行くことができなくなってしまいました。
そうして、ますます孤立してしまったんです。
私たちは家にばかりいて、遊び場やプールに行くことがあってもそれは夜遅くでした。
寂しさを感じました。」
母親のサリーは、息子が楽しめる場所について考えました。そうして自分でしようと思ったのです。
「こんな場所を夢見ていました。
他の人とも関われて、一緒に楽しめることができるはずだと考えました。」
世界中のこうしたジムについてサリーは調べました。
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そして、アメリカのジムのチェーン「ウィー・ロック・ザ・スペクトラム」が特別支援を必要とする子どもたちにとても喜ばれていることを知りました。
「ウィー・ロック・ザ・スペクトラム」は、発達障害の子の父親であるジョン・フィールドが、他の子どもたちが変な目で見たり、からかったりすることがない場所にしたいとフロリダ州で始めたものです。
ジョンはこう言っています。
「まるで友だちの家に遊びにきたような感じになるようにしたいんです。」
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そして、サリーは「ウィー・ロック・ザ・スペクトラム」のジムをここオーストラリアのメルボルンにオープンさせたのです。
サリーにとってもっとも重要な人、息子のディグビーも満足しているそうです。
ディグビーはジップラインが大のお気に入りになりました。
発達障害の子をもつ他の家族たちからもたくさんの期待が寄せられています。
ここに来たヘンリーはここで遊具を使って、感覚に慣れたり運動を楽しめるだけでなく、新しい友だちもできました。
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ヘンリーのお母さんはこう言います。
「他の遊び場に行っても、楽しめないことが多くあります。
しかし、ここでは本当に楽しめています。」
サリーは来年にも、2つ目のジムをオープンする予定です。
将来、こうした発達障害の子に優しいジムをオーストラリア中に作りたいと言います。
「発達障害の子どもたちが、自由に自分自身になれる場所なんです。」
(出典・画像:豪9news
世界中にこうしたジムが出来ているようです。
こうした場所では、子どもたちだけでなく親にとっても、心安らかに楽しめて、友だちができるでしょうね。
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(チャーリー)

 


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