- 発達障害や知的障害のある人でも自分らしく働ける仕事場所はありますか?
- 障害を持っている人たちが職場でどのようなサポートを受けられますか?
- 発達障害や知的障害を持つ人たちが雇用されることで企業にはどんなメリットがありますか?
コーヒーショップのステラー・ジャワがオープンして、すでに近隣の人たちに生活に欠かせない存在になっています。スタッフたちがとてもフレンドリーなことが評判となっています。
そうして、ステラー・ジャワで知的障害、発達障害のある人たちが自信をつけています。
「自分らしく働けない仕事もありますが、ここでの仕事は自分らしく働けます。」
そう、ここで働くチャーリー・ロフティンが言います。
ロフティンは発達障害で精神的な病気もかかえています。
ここで働くまでは、障害などを理由に退職せざるを得なかったことも多かったと言います。
ロフティンは、ここで自分らしく働けるようになったことをうれしく思っています。
「ここは最高です。ここでは私は困ることがありません。」
このコーヒーショップは、米コロラド州にあるロフティンのような人たちを支援している、ステラー・ケアアンドサービスが行っているものです。
マネージャーのアダム・ヴァンディンターは、ここの仕事は他とは違うと言います。
「ここで働く人たちはすばらしいんです。私はここにいると働いている気がしません。
ロフティンと出会うとすぐに仲良くなりました。
最初から、親友のような感じがしました。」
米コロラド州スプリングスでは、3パーセントの人たちが知的な問題もかかえる発達障害であり、その80パーセントの人たちは失業状態にあるといいます。
支援組織のクリスティーナ・ブテロはこう言います。
「知的障害、発達障害の人たちは優れた社員になります。
そして、働きたいと願っています。
知的障害や発達障害の人を雇わない理由はありません。」
(出典・画像:米Tampa Bay Times)
自分らしく働ける。
それは誰にとっても本当に素晴らしい機会です。
発達障害、知的障害の人たちにとっては、より求められるのではないかと思います。
多様であることが当たり前で、楽しめる社会になれば、そんな機会がもっと増えるはずです。
発達障害とは現在進行する人類の進化状態の異なる世界観の人たち
(チャーリー)