- 乗馬が発達障害や精神的健康にどのような影響を与えるのか?
- 乗馬を通じて自信や成長を感じることができるのか?
- 発達障害の子どもたちに乗馬を提供する際の課題や取り組みは何か?
14歳のスチュアート・ワトソンランは乗馬に出会うまでスポーツを楽しむことができませんでした。
しかし、発達障害の子のための乗馬を行うようになると、友だちとなった馬のフレミーがスチュアートの運動機能を改善してくれました。
スチュアートの母のサラは、自閉症とADHDと診断をされたスチュアートの精神的な健康が乗馬に助けられていると言います。
「とても乗馬がうまくいっています。
クリスマスのときから馬を借りることができました。
スチュアートは馬のフレミーとのつきあい方を学んできました。」
乗馬をするようになってからスチュアートには自信がついてきたといいます。
その上達を残すためにソーシャルメディアに投稿するようになりました。
「乗馬をして、自分にもできるという自信がついて、スチュアートは助けられました。」
インスタグラムとYoutubeに投稿しています。
孫の乗馬の様子を見ることができない祖父のためにと始めたのがきっかけです。
「スチュアートと馬のフレミーが挑戦する姿を見るのは本当に素敵です。
スチュアートはがっかりすることもありましたが、そのたびに立ち上がりました。
人生を学んでいるようです。」
発達障害の子のために乗馬の機会を提供しているカーステン・マクファーソンはこのように言います。
「夏の間だけ実施していましたが、もっと長く行うことにしました。
親からの要望が多いためです。
私たちは、料金を低くしました。それが支持されています。
できるだけ手頃にすることが重要だと考えていました。
私たちは、地域社会に貢献することが好きなんです。」
乗馬の時間は、子どもたちにあわせて調整されています。
馬に乗らずに、馬と触れ合うレッスンもあります。
カーステンは、発達障害の子に、他の子と同じ経験をさせていることが良いだろうと言います。
「他の乗馬のレッスンを受けることができるところでは、発達障害の子は受け入れられないことがあります。
ここでは、そんなことは全くありません。
子どもたちは乗馬を楽しんでいます。私の子どももそうです。
馬と結びつくことで、自分の殻から出てくるんです。
ここで子どもたちが人生に必要なことを学び変わるんです。」
最初のレッスンを受ける数日前から、乗馬に使う帽子を受け取って、子どもたちが慣れるようにすることが、ここクレイバーハウスの乗馬レッスンの重要な特長的なところです。
スチュアートの母親のサラはこう言います。
「スチュアートはいつかパラリンピックに出たいと思っています。
クレイバーハウスでの乗馬は、そう思わせるほど自信をもたせてくれたんです。
スチュアートは、雨でも雪でも、いつもここに来ました。」
(出典・画像:英Evening Telegraph)
馬は本当に優しい動物だと聞きました。
その優しさがあって、殻をやぶって自分を出せるようになって、自信がつくのでしょうね。
もう前のことですが、とある牧場でこわごわうちの子が、馬ににんじんをあげている光景を思い出しました。
発達障害の子に効く乗馬療法。1分間に百歩
(チャーリー)