- 楽しい夜を過ごすためには、どんな場所やイベントが必要なのか?
- 発達障害や知的障害を持つ人が、他の人と同じように楽しい夜を過ごす機会はあるのか?
- ナイトライフを楽しむことが難しいと感じる人たちにとって、何が必要だろうか?
誰もがみんな、楽しい夜を体験したい。
しかし、少しまわりの人とは違う人は、自分がナイトパーティーに参加することなんて難しいと考えるかもしれません。
DJギグやバーやクラブでは、そういう人たちは歓迎がされているとはいえません。
知的障害、発達障害の人を見かけることはほとんどありません。
しかし、ダンス・イン・アビリティの夜は違います。
知的障害や発達障害など、そうしたまわりの人とは少し違った人たちが、今ままでにできなかった体験をしてもらえるようにしました。
カウルム、ダニエル、ジョナサン・ホプキルクの兄弟たちは、パーティーやバーを楽しんできました。
しかし、ダウン症の妹のローザはいつも自宅にいました。
「僕たちのきょうだいの3人はラグビーをしていました。
多くの友情や声援に囲まれてきました。
僕たちが10代の頃になると、僕たちとはちがって、ローザだけが他の同世代の若者たちが楽しんているような機会を全く持つことができていませんでした。
ローザやローザの友だちたちは、そうした楽しみを体験できていなかったんです。」
そう、ダニエルは言います。
一番下の弟、ジョナサンは医師ですが、パートタイムでDJをするようになりました。
ダニエルは、ローザにも楽しんでほしいと思いました。
「ジョナサンだけでなく、カウルムもすでにDJをしていたんです。
僕たちは、ローザと一緒に楽しみたかったんです。
そして、外に出かけることはローザの世界に光をもたらします。」
2017年9月にオーストラリアのシドニーで最初に盛大にダンス・イン・アビリティは行われました。
イベント会社を経営しているダニエルは、レッドブルでキャリアをスタートしているので、夜のイベントについては専門家です。
シドニーでの大成功をみてから、ニュージーランドの全国でもすべての人たちが歓迎され、ナイトライフを楽しめるようにしていきたいと考えて取り組んできました。
イベントは成功を続け、資金も集まっているので、今後もこのイベントは続けられていく予定です。
(出典・画像:ニュージーランドstuff)
クラブ、DJ、私は全く無縁の生活をしてきましたが、これは本当に楽しそうです。
年齢もさまざまで、それぞれがそれぞれに楽しめていることが伝わります。
私は電子音楽は大好きです。うちの子も大好きです。ノリノリです。謎の踊りもすごいです。
これなら、うちの子といっしょになって、参加してみたいですね。
知的発達障害者のスペシャルオリンピックスの競技にテレビゲーム
(チャーリー)