- 発達障害の女性が描かれている映画について、どんな映画がありますか?
- 自閉症を抱えているキャラクターが冒険する映画はありますか?
- 発達障害のキャラクターが登場する映画でおすすめのものは何ですか?
スター・トレックが大好きな発達障害、アスペルガー症候群の女性はずっとオリジナルのスター・トレックの脚本を書いていました。そんな彼女がスター・トレックの脚本コンテストに届けるために、施設を抜け出して数百キロも離れているハリウッドへ向かいます。米国で公開されていたダコタ・ファニング主演の映画、”Please Stand By”。
『500ページの夢の束』というタイトルで、ついに日本での公開が決まりました。
試写会感想&リューイン監督インタビュー記事もご覧ください。
『500ページの夢の束』©2016 PSB Film LLC
2018年9月7日(金)より新宿ピカデリー ほか全国ロードショー
公式サイト:http://500page-yume.com
【STORY】 『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉と離れて暮らしている。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドま で数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて―
有名なハリウッド女優が演ずる発達障害の方が主役の映画が米国で公開されたことを知って、その評判もチェックしていました。
本当にずっと気になっていた映画です。
米国でのネットでの評価を見ると、このようなことが書かれていました。
「発達障害の人の人生、夢、そして困難がわかりました。スタートレックのネタがところどころにうまく入っています。SFファンの人にもおすすめです。そうでない人にももちろんおすすめです。」
「私自身が発達障害、アスペルガー症候群です。発達障害というと男性ばかりが扱われるので、私と同じ女性であることがまずうれしかったです。そして、発達障害が誇張して表現されていることがないのも素晴らしいと思いました。発達障害といっても、一人ひとり違いますが、うまく表現、演技されていたと思います。
本当に素晴らしい大きな冒険が描かれています!本当に大好きな映画です。」
発達障害の当事者の方、SFファン、もちろんトレッキーから支持されています。
そして、そうでない方からも涙が出た、優しい映画だと高い評価がついていました。
そんなときに、たーとるうぃずのこちらの記事をご覧頂いた日本公開の宣伝ご担当の方よりご連絡を頂いたのでした。
発達障害の人の助けになっているアニメ、映画、コミック、ラノベ
「発達障害発達障害の人に、何から世界を学べたのか、大好きなキャラクター、について質問をしてみました。 〜 スタートレックのデータとスポックは特に人気がありました。」
たしかに、この記事でもスター・トレックが発達障害の人にとても人気があって、助けになっていることをお伝えしています。ウェンディのような方はリアルにいらっしゃるのです。
ダコタ・ファニング、私には「宇宙戦争」に出ていた女の子が思い出されます。
当作品では子役ではなく大人の女優となったダコタの「発達障害の女性のウェンディ」の演技も高く評価されています。
私も『500ページの夢の束』ぜひ映画館で観たいと思います。
試写会で観てきました。リューイン監督にインタビューもさせて頂きました。
『500ページの夢の束』©2016 PSB Film LLC
2018年9月7日(金)より新宿ピカデリー ほか全国ロードショー
【監督】ベン・リューイン『セッションズ』 【製作】ダニエル・ダビッキ『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』、ララ・アラメディン『マネーモンスター』 【出演】ダコタ・ファニング『I am Sam アイ・アム・サム』、トニ・コレット『リトル・ミス・サンシャイン』、
アリス・イヴ『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
原題:PLEASE STAND BY/2017年/アメリカ/英語/93分/カラー/シネマスコープサイズ/5.1ch/日本語字幕:桜井裕子 レーティング:G ©2016 PSB Film LLC 公式サイト:http://500page-yume.com
(チャーリー)