- 発達障害の子供がパニックを起こした場合、どのようにして落ち着かせることができるのか?
- 親として子供の特定の興味を活用してストレス管理を行う方法は?
- 発達障害の子供を持つ親が他の家庭でも有用な方法やサポートを提供するための手段は?
発達障害の少年の父親がスパイダーマンに変身することで、息子を落ち着かせることができるのを発見しました。
父親のディル・グラウンズは、今は8歳の息子のリースを6ヶ月の頃から男手ひとつで育ててきました。
リースは2年前に発達障害と診断をされています。
リースは気分の浮き沈みが激しく、パニックになることも多くありました。
しかし、父親のディルがスパイダーマンに変身するようになってから、それが変わりました。
リースがストレスを感じ始めると、スパイダーマンが一緒になって宿題をしてくれたり、本を読んでくれたりします。
スパイダーマンと一緒に過ごしたいのは、息子のリースだけではありません。
今は、数十人の親からも子どもの誕生日パーティーに来てほしいとお願いをされています。
「私は、息子のリースを落ち着かせるためにスパイダーマンに変身するようになったんです。
息子はパニックになってしまうと、本当にひどくて、泣き声がずっと続きました。
そうならないように、いろいろなことをしてみました。
しかし、どれもうまくいきませんでした。
あるとき、息子が夢中になってテレビでスパイダーマンを見ていました。
私はスパイダーマンの衣装を買いました。
たいへんだった、息子のリーセの学校の送り迎えで、着てみることにしました。
私がの全身スパイダーマンを見ると、すべての子どもたちが狂ったように喜んでいました。
息子のリースはスパイダーマンに触れても、私であることがわかりませんでした。
しばらくの間、息子はスパイダーマンが私であることを知りませんでした。
今は私がスパイダーマンに変身していることを知って、とても喜んでいます。
息子がパニックを起こさないことに本当に役に立っています。
こうして、息子を助けることができてスパイダーマンは本当に素晴らしいです。」
「ある日、リースが学校から帰ってきてパニック状態になると、大声で泣き叫び続けて、ベッドに行ってしまい何も話すことはできませんでした。
パニックになってしまうと、息子は自分の世界に閉じこもってしまい、どうすることもできなくなってしまいます。
ずっと、助けになるような言葉をかけ続けるしかありません。
スパイダーマンに変身すると、息子は笑ってくれましたが、しかし再び泣き始めてしまいました。
そのときは、私は今度はスター・ウォーズのストームトルーパーの格好をして、バカっぽいダンスをはじめました。
すると、息子を落ち着かせることができました。
その後は、プレイステーションのスイッチをいれて、一緒にゲームをして楽しい時間になりました。」
今、父親のディルは毎週木曜日、スパイダーマンになって病院に行きます。
病気の子どもたちを助けています。
「がんの病棟には何度も行きました。やけどの子どもたちのところにも行っています。
子どもたちと話したり、一緒にプレイステーションで遊んでいます。
もう長いつきあいになっている子どもたちもいます。
私が本当に助けになっているようです。
スパイダーマンが助けているのです。
親たちも喜んでくれています。
私と一緒になって変身する親もいます。親も一緒になって楽しんでいます。」
そうして、ディルは今、子どもたちを楽しませて助ける、スパイディー・タスティックという会社を作りました。
「私がスパイダーマンのスーツを着たのは、私の小さな発達障害の息子のスーパーヒーローになりたかったからです。
息子は大きくなりました。
息子は、私がスパイダーマンのスーツを着て仕事をしているのを素晴らしいと思ってくれています。
私はスパイダーマンのスーツで息子のリースや他の子どもたちの人生に役立つことができました。
子どもたちにとって、本当のスーパーヒーローになっていると思います。
私はスパイダーマンになることが大好きです。
息子がもっと大きくなっても、息子から学んだことが他の子どもたちに活かせるので、私はずっとスパイダーマンを続けていきたいと考えています。」
(出典・画像:英LAD BIBLE)
ここまでできる父親、素晴らしいと思います。
本当に子どもたちも喜ぶはずです。息子さんからみても本当に頼りになるかっこいい父親でしょう。
私もアンパンマンの格好なら、マスクがなくてもできそうです。
コスプレが障害のある方を自由にし友も作る
(チャーリー)